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創造は妄想の。
2017.12.28通称ハイブリッドラボ、化学ベンチャーFILTOMのプロデュースに入って、もう3年。あっという間だった。当初から尾池博士と竹下社長の能力と人柄には惹かれているのだが、この3年でそのユニークさと面白さはより鮮明になり、他では得られない刺激を受けている。
たびするシューレ。
2017.12.21物事は、結局解釈だと思う。そこに何が見えて、なにを感じ、どう振る舞うか。すべては、ここに掛かっているような気がしてならない。僕らの人生に、禍福がないとは言わないが、その目盛りは生き方によって異なるだろう。価値は自分で見つけ、自分で味わいたい。
月と星の下。
2017.12.1冬は星がきれいに見える。空気が澄んでいるからだ。大気中の水蒸気が少なくなるかららしいのだが、こんな夜は放射冷却で冷え込むと相場が決まっている。月が煌々と照って、夥しい星が瞬くと、気温はぐんぐん下がっていき、夜露は氷、つまり霜になって朝を迎える。
仕事の場所。
2017.11.12僕が仕事をする場所は、決して一般的ではなさそうだ。ある時期は、そもそも住む場所が過疎の村だったし。加えて、仕事で向かう場所も、都市部は必ずしも多くはなく、どちらかと言うと、田舎の比率が高かったりする。そしてまた、それを望んだりしているのである。
晩秋の夜宴。
2017.11.7村にいた頃は、日常的に宴を開いていた。屋外デッキや座敷、キッチンカウンターで、多彩なゲストと楽しいお喋りと料理を楽しんだ。日田に越してからは、家族を取り巻くそれぞれの事情が変わり、随分と数が減った。そこへ来て、昨秋からの逆単身赴任の生活の始まり。
朝霧恋し。
2017.11.1日田に住むようになって、新たな体験がいくつかあったが、冬季の朝霧はそのひとつ。秋が深まる頃、日によって淡いグレーの霧が広がるようになる。当初は、今日は霧の日なんだと思っていたら、徐々に太陽が現れて、いつの間にか見事な快晴になって驚いたものだ。
火祭りの夜。
2017.10.15それは原初の姿だった。ケベス祭。国東櫛木の岩倉社で行われる火祭り。紀元の時より続く由来も不明な奇妙な祭。随分前から噂は聞いていて、国東の友人たちにも誘われ、今年ついに足を運んだ。雨の予報だったが、この約2000年の間、雨による中止は一度もない由。
夏が逝く。
2017.10.2朝の散歩が、もう半袖では辛くなった。いつの間にやら、夏は姿をくらましている。毎年思うのだが、9月に入った頃は、まだ夏は真っ盛りで、日中は炎熱の中にある。それがいつの間にか秋は忍び寄っていて、朝晩が急に寒くなったりする。夏は知らぬ間に逝く。
雲豊かな秋。
2017.9.13雲ひとつない秋晴れ。空が高く澄むそんな日は、もちろん美しい。でも、夏の終盤、秋の気配が滲み出す頃、空にはうろこ雲に代表される幾種類もの雲が現れる。青空をキャンパスに見立てたように描かれる白い模様は、秋の風情をいっそう増すように感じられる。
雨に沈む夏。
2017.9.1雨、雨、雨の夏だった。ピークは、梅雨明け切らぬ7月の初旬。全国ニュースとなった福岡県東峰村周辺の豪雨禍。日田と県境を挟んでいるが、エリアは実は同じ地域。降り始めの前日、僕は福岡にいて、翌日はまさに渦中の花月川に鮎釣りに行く予定だったのだ。