ここから本文です

tag:自然

呼吸の深さ。

2017.1.16

新陳代謝。栄養摂取と排出。学習と見識。インプットとアウトプット。さまざまな出し入れには、ストロークに長さがある。浅く小さな呼吸のとき、僕らの心身は悪循環を起こしている。自分で寝息が聞こえるような夜は、僕らのカラダは心地よく疲労を脱いでいる。

by 江副 直樹

濃霧と霜の元旦。境内を抜けるとき、参拝客はまだまばらだった。

年が明けた。2017年の初日、僕は61歳になった。30歳以上の自分が想像できなかった20代の頃、まさか自分がこんな老いの領域まで生きながらえるなんて、思いもしなかった。到達してみれば、肉体はともかく、気持ちは高校生の時と、ほぼ変わらない自分がいる。

by 江副 直樹

霜が降りる。

2016.12.17

竹田からの帰り、久住の先輩の住み処に寄った。今季、初薪ストーブ。

日田は盆地である。夏暑く、冬寒い。その前に住んでいた過疎の村では、厳寒期は度々氷点下の朝を迎えたものだが、あまり変わらない低温の冬。諦めていた霜の鑑賞が引き続きできるのは、実に喜ばしいことだった。霜が降りると、散歩の時間がつい長くなる。

by 江副 直樹

日田はモミジの終盤。地表を赤く染めるもの、いまさら黄色に染まるもの。

日田きこりめし弁当が、また賞をいただいた。ウッドデザイン賞2016とそのコミュニケーション部門奨励賞。少し前には、Forest Good2016~間伐・間伐材コンクール~で、間伐推進中央協議会会長賞もいただいていいる。たかだか、880円のいわゆる弁当なのだが。

by 江副 直樹

今日から師走。紅葉は落葉に変わり、地表を染め、色を失っていく。

冬、周囲を山々に囲まれた日田盆地は、度々霧に覆われる。市内を貫流する筑後川とその支流群から、霧が立ち上り、一帯に流れ込む。地元の人々は、これを底霧と呼ぶ。放射冷却の朝、その傾向は顕著になり、濃霧が立ち込める。これが得も言われぬ風情なのだ。

by 江副 直樹

雨は雨なり。

2016.10.22

肌寒い朝。毎年思うが、この1ヵ月で気温は15度も落ちるのだ。

この秋は雨が多い。9月の多雨がそれを象徴している。朝の散歩も傘を差して出ることが何度もある。穏やかに晴れて、コットンの長袖くらいがちょうど良い、そんな散歩がうれしいけれど、お天道様には逆らえるわけもなく、雨が落ちれば雨を楽しむしかあるまい。

by 江副 直樹

熾火を守る。

2016.10.18

福岡は曇り。昨夜は実に楽しい出会いがあり、ちょっと酩酊。

今年に入って動き出した2つのプロジェクトで、伝統産業に関わることになった。プロジェクト内の位置づけ、関わりの深さは異なるが、またこのテーマについて考えることになる。尊さと難しさ。伝統産業のあり方は、いまも社会的課題として横たわっている。

by 江副 直樹

昨夜は台風並みの風が吹いた。少し夏に戻り、少し秋が遠のいた。

明かる過ぎる夜は好きではない。いま暮らしているところは、地方都市の市街地のはずれ。市役所まで歩いて5分という立地なのに、夜は真っ暗になる。窓を開ければ、表通りを走るクルマの音も遠くに聞こえはするが、気にはならない。夜更けともなれば、静かなもの。

by 江副 直樹

百日紅復活。

2016.8.27

雨が多い。お盆以降、大型化するはずの鮎の姿がなかなか拝めない。

3年と少し前、いまの家を普請する際に、シンボルツリーを植えようと思った。何するかしばし考えた後、百日紅に決めた。玄関のすぐ左。クヌギ系が欲しかったが、土地の狭さからして難しそうだったのと、なんとなく花をつける木がいいような気がしたのである。

by 江副 直樹

今日は山の日だとか。日田は最高気温予想、39℃。そりゃ、あんまり。

そんな炎暑を避けて、標高1000m近い秘密基地に集まろうということになった。こんなことを考えるのは、ご存知ここのえ低山部。昨夏、いい思いをしたので、恒例にしようとの目論見だ。山の中腹に建つ小さな宿。その美しい庭が宴会場。今宵はイタリアンなのだ。

by 江副 直樹