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毎年繰り返し書いている話題はいくつかあるが、桜にまつわる想いもそのひとつ。花の中では最も好きで、その妖艶な美しさに陶然としながらも、移ろいの早さに背中を逆撫でされるごとくにソワソワとさせられ、散った後の花弁の絨毯や花筏の […]

なんのことやら。いや、戯れに我が身を振り返るときに、随分フツーとは異なる仕事をしているなあと嘆息することがある。プロデューサー稼業は、早くも30年に近づいて来た。しかも、片田舎で暮らしながらのこの生業。仕事はいったいどこ […]

朝夕の色。

2024.3.19

春はあけぼのと言ったのは、枕草子の清少納言だったか。これは、夏は夜。秋は夕暮れと続く。なるほどと頷くことも多いけれど、季節を問わず、僕は夜明けが一番好きで、次に夕暮れが来る。明暗が入れ替わるこの時間帯は、どこか不思議で特 […]

狩猟の民。

2024.3.13

生き方のタイプや人のキャラを言い分けるのに、狩猟型か農耕型という表現がある。前者は縄文的で、後者は弥生的といった線の引き方もあるだろう。僕自身は、縄文的な狩猟型の方に少なからぬ魅力を感じていて、若い頃はそんな人生を生きた […]

立ちん坊。

2024.3.7

多分、高校3年時。バスケ部を勇退して、やりたいことがいくつかあった。図書館通いはそのひとつだが、もうひとつはアルバイト。それは、友人がやっていた立ちん坊という肉体労働。街のある場所にやって来る手配師の提示する条件を選び、 […]

正月到来。

2024.3.1

1月1日は、世間の正月だが、ヤマメ釣り師にとっては、3月1日が正月である。前年の9月末日をもって禁漁となり、季節も冬に入る。そしてその冬が明ける弥生早春。ヤマメたちはもう動き出している。釣り人もまた、道具の埃を払い、よう […]

EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

by EZOE naoki

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