ここから本文です

tag:文化

正月到来。

2024.3.1

1月1日は、世間の正月だが、ヤマメ釣り師にとっては、3月1日が正月である。前年の9月末日をもって禁漁となり、季節も冬に入る。そしてその冬が明ける弥生早春。ヤマメたちはもう動き出している。釣り人もまた、道具の埃を払い、ようやく年が明けるのだ。

by 江副 直樹

脱YOU TUBE。

2024.2.24

その時は突然やって来た。ずっとモニター上に出しっぱなしだったYOU TUBEのタブを消した。毎日毎日、実にさまざまな動画を観ていた。釣り、サッカー、料理、格闘技、お笑い、トーク、などなど。それはもう息抜きを超えて、膨大な時間を費やしていたと思う。

by 江副 直樹

貧乏は我慢できるけど、貧乏臭いのは許せないという言い方がある。とても腑に落ちる。誰もが心の奥底ではカッコ良くいたいとか、美しく生きたいと思っているはずで、ダサいのはいかにもイヤなのだ。僕の解釈では、ダサいと野暮はほぼ同義。野暮はいかんよ、野暮は。

by 江副 直樹

ごはん主義。

2024.2.12

とにかくごはんが好きである。お米を炊いた白ごはん。お酒を呑んでいても、最後はごはんを食べたくなる。焼肉なんて、ごはんがなかったら、魅力半減。純粋な肉loverには、邪道だと激しく非難されるが、美味しいものは美味しい。白ごはんなくてなにが焼肉か。

by 江副 直樹

所詮一瞬だと思っている。いや、わが人生のことだ。薄っぺらい人生観の根底にそんな気分が確かに潜んでいる。それは今に始まったことではない。10代の終わりの混沌の中で、もがき苦しんだ挙げ句に掴んだ予感のような、諦観のようなもの。ただ、厭世感とは違う。

by 江副 直樹

神社の隣に住んでいる。比較的大きな、歴史ある荘厳なお社。偶然ではない。神社があったので、ここに住むことを決めた。10年以上前の話である。300年を優に超える神社の時間に比べれば、つい先日。どちらかと言えば、しばし住まわせていただいている感覚。

by 江副 直樹

数字にからきし弱い。算数から数学に移行するあたりで、つまずいたことが最大の原因のような気もするが、生来の向き不向きも当然あると思う。いまもExcelを見ると軽い吐き気に襲われることがある。近ごろ話題の生成AIは、この弱点を補完してくれるに違いない。

by 江副 直樹

役立たず。

2024.1.7

これは何かの役に立つか否か。そんな視点で物事を眺めている人は多いだろう。それが余りに露骨になると、打算と蔑まれることもあるかも知れない。あるいは、無駄の排除。興味深いのは、何を無駄と思うかだ。この取捨選択が、人生を厚くもすれば薄くもする。

by 江副 直樹

年が明けた。僕にとっては68回目の誕生日でもある。還暦を迎えたあたりから、世間的には老人の仲間入りしたという自覚はあるが、どこも悪いところはないし、ジョグも続いているし、老眼もあまりないし、50代に間違われるのはしょっちゅうだし、まあ好きにやるよ。

by 江副 直樹

正月準備。

2023.12.30

今度の正月は、生まれて初めてひとりで過ごす。妻子はそれぞれの夢を追い東京にいる。家族で暮らしている頃は、暮れが押し迫ると、注連縄を飾り、いつの間にかお節ができ、大晦日には年越しそばも出てきたが、今年は随分地味で静かな年末年始になりそうだ。

by 江副 直樹

失敗の話。

2023.12.24

あちこちでレクチャーなんぞをする。そこではほぼ必ず質疑応答の時間が用意される。話した内容を深掘りする、聞き手にも話し手にも意義ある時間だ。それはいいのだが、ごくたまに答え辛い質問も投げられる。曰く、成功した話じゃなくて、失敗談をぜひ聞きたい。

by 江副 直樹

この春からひとり暮らしが再開して、基本大きな違いはないにしても、小さな変化はいろいろあった。食事周辺もそのひとつ。まず、料理する総量が減った。となれば、買い物の量も減る。当然ゴミの量もそれに準じる。僕の生活のリズムは想像以上に変わった。

by 江副 直樹

フジヤマ。

2023.12.12

ふ〜じは、にっぽんいちのやま〜。富士山を見たことのない子供の頃から、この歌は知っている。大人になって、東京に行くようになり、時々飛行機の窓からチラリと見やる程度。それが数年前、縁あって麓の町富士吉田に何度か訪れたことがある。その巨大さに驚いた。

by 江副 直樹

初冬の設え。

2023.12.6

ブンボの打合せ室に入る表玄関は、普段の生活では使わないパブリックエントランス。何人かのお客様がいらしても、玄関で鮨詰めにならないようにゆったり作った。素材は三和土。下駄箱の上はちょとしたギャラリースペースで、オブジェが並び、壁には絵が掛かる。

by 江副 直樹

ブランディングという考え方が広まって、もうしばらく経つ。全国各地の自治体にも、ブランド推進課といった地域のブランディングを掲げたセクションが生まれた。僕自身も言葉としてのブランディングは、比較的使う。もちろん、流行に乗りたいわけでは決してない。

by 江副 直樹
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

by EZOE naoki

Archives

◎2006年3月 → 2010年8月