当たるも八卦。

数字にからきし弱い。算数から数学に移行するあたりで、つまずいたことが最大の原因のような気もするが、生来の向き不向きも当然あると思う。いまもExcelを見ると軽い吐き気に襲われることがある。近ごろ話題の生成AIは、この弱点を補完してくれるに違いない。

そうは言いつつ、経済には強い興味がある。世の理を少しでも理解したいと思っていれば、無視できるはずもない。なので、時々その手の本を読む。経済学者のYOU TUBEを拝聴したりもする。そして哀しいかな、読めば読むほど、観れば観るほど、わからなくなるのだ。人類の歴史と等しい経済という仕組みは、どうやらいまもって解明されてないらしい。
ノーベル経済学賞の受賞者らが経営する投資銀行が破綻する。金融政策の良否は百家争鳴
。何が良くて何が悪いのか、いろんな御方がいろんな持論を主張する。アダムスミスからMMT理論まで、何を信じていいのかわかりゃしない。ほとほと呆れながら、ふと気づいた。そうか、経済学って学問と言うより占いなんだ。当たるも八卦当たらぬも八卦。なーる。

誰かわかりやすく説明して欲しい。頼むよホントに。