便利の度合い。

愛車smartがぶっ壊れた。その理由や回復の目処については、ここでは割愛することにして、お題はやって来た代車にまつわる喜劇について。どんな代車がやって来るかは、もう巡り合わせ。ディーラーに預けるときは、一生乗ることのない豪華なベンツが来たりする。

今回は、最新型の軽自動車をお借りすることになった。そして、これがもう電気仕掛けの奇天烈なプロダクト。喜劇はここから幕を開けた。まず、エンジンの掛け方がわからない。ベンツの時も炎天下で右往左往した記憶がある。なんとか走り出すと、うるさいうるさい。「携帯は忘れてませんか？」「次カーブです」「速度超過です」などとひっきりなし。
モニターには、「給油してください」はまだしも、「先行車、発進」などと出て、おせっかい極まりない。実際何度か、うるせーと叫んだ。なのに、当然ATだからエンジン回転やシフト感は気味が悪いし、サスペンションも頼りない。こっちをちゃんと進化させてくれよ。昨今のコンセプトが捻れたプロダクトを垣間見た気分。明日、音声オフ設定に切り替える。

ステアリングのスイッチ類にはいまだ触れていない。