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10代の終わり、詩人になりたいと思っていた。詩を紡いで生きていけたら、どんなに素晴らしいだろう。しかし、食べて行くのが容易ではないことは少年にもわかる。芸術家とは職業ではない。それは生き方の形容だ。ほどなくそう気づいた。僕はどう詩と向き合うのか。

by 江副 直樹 

今朝もホトトギスの聲が聞こえる。不如帰、時鳥の別名も。「目に青葉、山ホトトギス、初がつお」は、馴染みのある名句。啼き声を表現するに、トウキョウトッキョキョカキョクとかテッペンカケタカとか。白み始める早朝から帳が降りる夕方まで、延々と啼き続ける。

by 江副 直樹 

もう20年以上前、自分のプロデュースをいかにわかりやすく説明するかに知恵を絞っていた頃、デザインツリーなる落書きをしたことがある。経営におけるコンセプトと戦略と戦術、そして最終利益との関係を拙いイラストにしたものだが、いまもなかなか重宝している。

by 江副 直樹 

5月納竿。

2022.5.26

42年目のヤマメ釣りのシーズンが終わった。いや、釣期自体は9月末日まで続くのだが、16年前に鮎の友釣りを始めて以来、僕は6月以降はさっさとフライロッドを片付けて、9mに及ぶ長竿に持ち替えて、長い年は10月の頭まで地元の川を渉猟する。これまた恍惚の日々。

by 江副 直樹 

大衆受け。

2022.5.18

アイデアはとことん突きつめる。常にモデルはない。先行する何かに追い着くだけなら、それはまったく創造的ではない。新たな課題が現れたから、その解決を託される。モデルがあるはずがない。まだ見ぬ発想とそこから築く戦略。皮肉にも理解者は決して多くはない。

by 江副 直樹 

ルールの話である。基準のことである。どこかの誰かが作ったものを後生大事に押し頂き、従順に守ることに専念するか、自ら生み出したものを広め、多くの他人がそれを取り入れ、スタンダードとなるか。この2択には、文字通り天と地の開きがある。あなたはどっち?

by 江副 直樹 

お墨付き。

2022.5.5

小社Bunboを立ち上げた25年前、広義の編集、プロデュースの可能性にひとり興奮して、ありとあらゆる方面に吹聴していたが、反応は冷ややかなものだった。精一杯理論立てて、言葉を選び、委を尽くして話したはずだったが、結果は連戦連敗。愕然悄然としたものだ。

by 江副 直樹 

反Excel 脳。

2022.4.29

最初に断っておく。これから展開する珍説は、完全なる個人的偏見である。悪口に聞こえたとしたら、それは明らかに誤解であるし、どうしてもそうは思えないとなれば、単なるオヤジの妄言と、寛容なる御心にて爽やかに笑い飛ばしていただきたい。切にお願いする。

by 江副 直樹 

医者として。

2022.4.23

僕の仕事は、全体を司るプロデュース業だが、さまざまな制作物が発生し、その監修つまりクリエイティブディレクションも、作業の主要を占める。まず、ヒアリングで事情を把握し、コンセプトワークという考えの整理を経て、なにをすべきかという判断に辿り着く。

by 江副 直樹 

新旧の間。

2022.4.17

PCを買い換えた。旧いMacbookAirから新しいMacbookAirへ。欲しかったのはスピードとパワー。それだけが新しくなれば、それで良かったが、そうじゃないところも更新されている。 USBポートは TypeAからTypeCへ変わり、電源を始め、すべてがそこに依存する。

by 江副 直樹 

人が集まればコミュニティができる。古今東西、それは同じ。バーチャルなSNSもまた明らかにコミュニティだろう。しかも、その内容を見ていると、想像以上に現実のご近所さんと相似型だ。多種多様な投稿の合間に、当たり前のように冠婚葬祭の情報が入ってくる。

by 江副 直樹 

知能指数、IQという指標がある。僕が子供の頃は、毎年テストが行われていたと思う。高校まで記憶がある。いまもあるんだろうか。息子たちからは聞いたことがない。クイズのようなゲームのような内容で、知力のポテンシャルを測るというようなことだった。

by 江副 直樹 

今年も桜が咲いた。毎年この時季、桜についてブログを書いている。陶然とするほどの美しさを持つ桜は、それだけではないなにか心の奥にざわめきに似た、妖しい感情を宿すのである。春の記憶はもう60年を超えたが、大人になって余計にそうした心象に覆われている。

by 江副 直樹 

草木も眠る丑三つ時。その前後、よほど疲労した日を除けば、毎晩のように覚醒する。いつの頃からか始まり、いまや習慣のようになった。その分、寝付きは早く、酷いときは20時台に酩酊が誘う睡魔に導かれて、ふらふらとベッドへ入る。これがもうやたらと気持ちいい。

by 江副 直樹 

程度の問題。

2022.3.14

シロかクロかじゃなくて、モノトーン。フレームじゃなくて、グラデーション。濃淡という目盛り。絶対じゃなく相対。あるいは動的平衡。絶対を欲しがって、数字を追いかける愚。そりゃ、わかりやすい目安ではあるけどさ。やっぱりここを覚えなきゃね。

by 江副 直樹 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

by EZOE naoki

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