色々食べたが。
2024.10.249月から1月にかけて、週1で大阪に通っている。もう6年ほど大阪芸術大学で客員教授をしているからだが、水曜日の朝に家を出て新幹線で上阪。新大阪から地下鉄や私鉄を乗り継いで大学へ。授業が終われば、大学が用意するホテルで1泊。翌木曜日午後、日田に戻る。
雑談と行間。
2024.10.18効率化などと言う。合理化などと言う。なにかの目的に向かって、直線的な最短距離を進むことを指す。成就への無駄を排する作法を意味している。言外に、カネにならないことは、極力削っていこうという心根が見え隠れする。その先に期待されるのは、果たして?
温泉会議。
2024.10.12毎日のように会議をしている。また、年間9ヵ月は、週一ペースで専門学校や大学の教壇に立っている。どちらも、努めてリラックスをして、できるだけ笑いが絶えない楽しい会議や授業を心掛けている。なぜなら、そのほうが頭脳も感覚も良く働くと考えているからだ。
リスクフォビア
2024.10.6そんな言葉があるかどうか知らない。あちこちでいろんな仕事をしていると、時々出会うあるタイプの方々。とにかくリスクを減らそうとする。不安に抗しきれず、その払拭が行動の最上位に来る。言わば、ノーリスク信仰の敬虔な信者。あるいは成熟社会の重篤な現代病。
ジョグ10年目。
2024.9.30登山とランニングは、大嫌いだとずっと公言している。どちらも苦行としか思えない。魚釣りなら、ヤマメにしてもアユにしても、追いかけているうちに、想像以上の身体的負荷を受け入れるのに、目の前に美味そうなニンジンがないと、途端に意欲が失せてしまうのだ。
怖いもの見たさ。
2024.9.24今度の正月で、僕は69歳になる。年齢だけ見れば、紛うことなき高齢者。正真正銘のじいさんだ。さらに翌年は、当たり前だが。70歳。古希。この僕が70歳とは!にわかには信じがたいが、間違いなくそうなのだ。その時僕は、いったいどんな風景を見るのだろう?
息子の帰郷。
2024.9.18長男が2年振りに日田に帰って来た。友人たちに、大分や日田、福岡で会うその間に、一夜とその翌昼まで一緒に過ごした。この冬で25歳になる息子は、いつの間にかまた少し背が伸びて、オシャレにも個性が見えてきて、相変わらずいろんなことを考え続けていた。
満腹御法度。
2024.9.12すぐに太る。身体は本当に正直だ。30歳くらいまでは、太らない体質だと思い込んでいた。しかし、そんなのは幻想だった。バスケに没頭してた高校時代は、身長176.5cmで、体重65kg。少し筋肉を付けた20代は、67kg。それが30歳を過ぎるとジワジワと増えていき。
衰退が忍び寄る。
2024.9.6成熟と劣化は表裏一体。これは、逃れようのない真実だ。成功裡に永く続くプロジェクトも、実はその裏に着実に衰退の兆しを多く孕んでいるものだ。これまでさまざまなプロジェクトを経験して、いま改めて実感している。では、なぜそうなるかを考えてみよう。
蜩は啼かず。
2024.8.31この夏、不思議なことに蜩の啼き声を一度も聞かなかった。今春のヤマメ釣りでも、彼らの餌となる羽虫が非常に少なかった。結果、過去記憶にないほどの貧果に終わった。蜩が啼かなくても、特に実害はないんだけれど、それにも増して得も言われぬ寂しさが残るのだ。
嫌いなヤツとは。
2024.8.25もう仕事したくない。と続く。僕もまったくそう思うけれども、実はこれ、クライアントの方々から言われたコメントなのだ。みなさん、50代以上でたくさんの人生経験をお持ちの熟年世代。お仕事の実績も充分に高い方々が、こんなことをおっしゃる事実に驚いた。
そのまま持つ。
2024.8.19最近、面白い話を聞いた。留学経験のある方々が、期せずして同様の思い出話をしてくれたのだが、片やアート、片や化学の領域でアメリカとイギリスの大学で味わった経験が、ほぼ同じ内容の日本人評。それは、「日本人はまとめ好き」なる皮肉だったという話。
にゃんこ飯。
2024.8.13高校の頃、体育で剣道を選択した。真冬の寒い時期,早朝に恒例の寒稽古があるのだが、その朝だけ食堂がご飯と味噌汁を用意してくれる。僕は迷わず、味噌汁をご飯にぶちまけた。うんめー。すると、僕の回りの同級生たちが、「おまえ、下品やのー」と驚いたのだ。
アタマが丈夫。
2024.8.7遅まきながら、解剖学者の養老孟司氏の人気著作を3冊ほど読んだ。「バカの壁」、「死の壁」、「超バカの壁」。どれも面白かった。物言わぬ死体を相手にする学者でありながら、虫屋でもある同氏には以前から興味があった。僕が描くインテリ像にほぼ合致する御仁。
すべては暫定。
2024.8.1例えば、政治家同士、あるいは評論家との議論で、「徹底的に議論して決めなきゃいいけない」というフレーズを耳にすることがある。至極ごもっともで、そうあって欲しいと思う反面、急を要する案件では迅速な決断が優先されるだろうと感じることも少なくない。