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tag:八百万の神

2人の息子。

2022.3.7

僕には2人の息子がいる。授かったのはずいぶん歳が行ってから。6歳違いなので、入学や卒業が常に重なるが、この春は長男が通った専門学校の卒業と次男の高校進学が同時期になった。長男は今度の冬、22歳になり、次男はその数日後に16歳になる。共に山羊座O型。

by 江副 直樹

どこに住むかは、とても重要だ。在所とそこを取り巻く環境によって、僕らの日々の暮らしは形づくられる。写真は、気象協会提供の雨雲レーダーの地図だが、自宅をマーキングすると周囲はこんな感じ。南北にくっきりと川筋が見える。日田を代表する花月川と三隈川だ。

by 江副 直樹

総合編集。

2022.1.7

プロデューサーを名乗っているが、心情的には編集者だ。ただし、広義の編集。などと言ってきた。著者と向き合い、本などを作る職能という意味の従来の編集者像から少し飛躍して、いやかなり飛躍して、より大きく複雑な要素を組み直す仕事。それがプロデュース。

by 江副 直樹

2022年元旦。氷点下4℃と冷え込んだもののスッキリと晴れた新年の朝。寝坊してゆっくり散歩に出る。コロナの影響なのか、例年より人出はまばら。大階段で友人夫妻と出くわし、思わぬ年賀の挨拶を交わす。午後、女房様が戻ったら、お節を囲んで久方の一家団欒。

by 江副 直樹

もう1年と10ヵ月ほど飛行機に乗っていない。最後に東京に行ったのは、2020年の2月の終わり。パンデミック前夜。それから早2年が経ったつい先週、大阪芸術大学から対面授業に切り替える旨の連絡を貰い、久々のキャンパスへ足を踏み入れた。マスク越しの再会。

by 江副 直樹

結局はそこ、感度なんじゃないか。見えているもの、聞こえているもの。あるいは見えない何か、聞こえない何か。それらも感じて、この世界は成り立っている。人生の喜怒哀楽は、詰まるところ解釈で決まると思うんだけど、どうだろうか。そう、どう感じるか。

by 江副 直樹

錦絵を踏む。

2021.12.13

秋が終わった。残暑の熱が冷めて、風は吹くたびに温度を下げ、鮎釣りの炎熱が遠い幻のように思えてくる頃。木々の葉は、日毎にその色を変えていく。ハゼが筆頭で、次いでモミジか。イチョウが黄色味を強めると秋はすっかり深くなっている。遂には、落葉の始まり。

by 江副 直樹

標高150m。

2021.11.18

良く山を登っている。と言うと、まるで頻繁に登山をしているようだが、さにあらず。そこは、大原山と名が付いているので、間違いなく山を登ってはいるものの、地形としてはほぼ「丘」に近い。標高で測れば、わずか150mの盛り上がりに過ぎない。でも、山なのだ。

by 江副 直樹

2021年11月14日。午前10時、三隈川に浮かぶ中之島公園で、THININNG in 日田が開幕した。THININNGは、福岡糸島を拠点とする林業を考えるグループ。THININNGとは間伐の意。僕らヤブクグリと同様に、日本の森を少しでも良くしたいと活動している仲間だ。

by 江副 直樹

美について。

2021.10.19

僕らの日常は、判断と決断の連続。人生を決定する一大事から、極々些細なことまで。大きいか小さいか。深いか浅いか。高いか低いか。熱いか温いか。美味いか不味いか。キツいかラクか。高いか安いか。損か得か。カッコ良いかカッコ悪いか。美しいか醜いか。等々。

by 江副 直樹

開かずの扉。

2021.10.13

衣食住。人の営みをそんな風に言うことがある。纏うことも、食べることも、住まうことも、そしてそれ以外の膨大な些事を含めて、その様を生活とか暮らしとか呼んでいる。毎日やることは、首を傾げるほど色々あって、なんとなく気ぜわしく過ぎて行く。

by 江副 直樹

思索に耽る。

2021.9.25

人間は考える葦である。ブレーズ・パスカルはそう言った。フランスに生まれた、数学者、自然科学者。早熟の天才の至言。人間は、思考以外の特徴は、その辺の雑草と変わらない。考え続けることだけが、人の人たる所以。ただ、なぜそうなるかもいまだわからず。

by 江副 直樹

9.11。あれからもう20年が経った。マンハッタンに屹立する2棟のワールドトレードセンターが、CGかと思わせるような事件の当事者になったあの日。抜けるように晴れ渡ったNYの空が、かえってその痛ましさを増幅させた。あの光景はとても現実のものではなかった。

by 江副 直樹

川に浸かる。

2021.8.26

釣りは水遊びでもある。早春から初夏までのヤマメのフライフィッシングと盛夏手前から秋の入り口までの鮎の友釣り。どちらも川に入る。フライはウェーダーという胴長を履くので、基本濡れない。魚を触って手を洗う程度。一方の友釣りは逆にずっと濡れっぱなし。

by 江副 直樹

善人が殺す。

2021.8.12

穏やかじゃないタイトルだ。重々承知。奇しくも、先祖の霊を迎えるとされるお盆の只中に、この国は終戦記念日を迎える。毎年毎年、僕はこの時季になると、このフレーズを改めて想い出す。20代だったか30代だったか、辿り着いた結論。繰り言万回。何度でも言う。

by 江副 直樹
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

by EZOE naoki

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