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手続きに堕す。
2023.7.13それまでの手法が通じなくなる。新しい領域に踏み出さなければ先がない。つまり、それまでのやり方を改めなければ、現状打破は難しい局面。時が経てば変化が起こる。変化には自らをアップデート、更新で対応することになるが、ここにマニュアルの限界が現れる。
政治家こそ。
2023.4.19いつの間にかプロデュースが生業になった。全体計画の統括者。最初から、すべてに関われる仕事。そう思ったので、大変なことも覚悟しながら、もう30年近くこの仕事を続けている。もっとも、それまでのコピーライター以上に、皆さんへの説明が難儀この上ない。
変化を恐れる。
2023.1.19何の因果か、プロデュースなんて仕事をしていると、人間の素性に向き合う瞬間が度々やって来る。難度の高いタスクを前にすると、きっと余裕がなくなるのだろう、ありとあらゆる感情や欲望が噴出するので、さながら人間博覧会だと笑ったことは、一度や二度ではない。
5分と10分。
2022.1.31現在の住まいは、大分県の内陸部、日田市の町外れにある。大きな神社のすぐ横にあって、広大な鎮守の森はわが庭のようだ。夜は静かで真っ暗になる。それでいて、徒歩5分で市役所に行ける。そのそばには、高速バスのバス停。もう少し歩けば、JR日田駅がある。
歩いたねぇ。
2021.11.63日間で28km。歩きも歩いたり。こんなに歩いたことは、過去に経験がない。お仕事である。九州自然歩道の宮崎ルートの一部を歩き、感じたことをお伝えしたり、今後の利活用などを考えるというお題だ。エキスパートに交じり、なぜか僕も参加することとなった。
関西周遊。
2020.12.2111ヵ月ぶりの飛行機だった。コロナ禍は、僕のワークスタイルにも少なからぬ変化を強いた。もっとも、元来リモートを前提の田舎暮らしでもあって、オンラインの普及は僕にとってはほくそ笑むような一面もあったのだが、動けないと動かないは、やはり異なる。
蓮花茶会の粋。
2020.8.28去年春から、ほぼ1年を掛けて、USAMI fine food &cuisineさんのお仕事をさせていただいた。それが、クリエイティブプラットフォーム大分の事業として、サポートが始まった。じっくりコンセプトを突き詰め、サイトを立ち上げた。そこへコロナ禍の襲来。
職漁師誕生。
2019.8.5ずっと釣りが本業とうそぶいてきた。ヤマメのフライフィッシングは今季が39年目。鮎の友釣りは、今季が13年目。一生幸せになりたければ釣りを覚えろと喝破した中国の古諺を引き合いに出すまでもなく、釣りを知らない人よりはきっと幸福なんだろうと思っている。
鮎、福島へ。
2019.6.30東日本大震災から5年が過ぎた頃、福島県のブランド推進課の皆さんが、日田を訪ねて来られた。曰く、ようやく本来の仕事に戻れますと。この未曾有の災いに関しては、日本中が胸を痛めたが、かと言って何をすればいいのか、途方に暮れた方が大半だったに違いない。
コンペの冷汗。
2019.6.6コンペティション。競争入札と言うヤツ。価格だけを比べるものとか、企画内容を比べるプロポーザルとか、いくつかのパターンがある。コンペは、自治体の仕事に多い。競わせていいアイデアを得るだけでなく、公平性の担保に重宝される。でも、なんだかなあ。
販路の幻想。
2019.4.26これまで、かなりの数の商品開発に携わってきた。食品から、家具、住宅、コスメ、ルアーまで、たくさんの分子との協働で、領域を超えた仕事を続けている。特に機会が増えたのは、10年程前から地域系のプロジェクトが比重が高まったことがきっかけだった。
不意の韓国へ。
2018.12.20扉はいつも突然に開く。ある日、某大学の先生からメールが届いた。曰く、淡路のプロジェクトについて書いた本の韓国語版が出ていて、それを読んだ韓国の方からレクチャーの打診があるという。以後は、直接連絡を取り合うようになった。日本語がご堪能で大助かり。
ある日辺境で。
2018.12.13ある日、野暮用でO君を訪ねた。東京から熊本の山間に移住し、いまは貸しコテージや薪販売、NPO運営などさまざまな活動を行っている。コテージと自宅がある広大な敷地。見渡す限りの山、山、山。この場所も山の上。絶景の中に暮らすってこういうことなんだ。
股旅道中。
2018.10.26旅が多い。ここ何年もあちこちに出かける仕事が続いている。最初は楽しかったが、これは遊びの旅行じゃないんだと気づいてから、移動を減らすことを考え始めている。昨年からスカイプを積極的に使うようになったが、まだまだ出張が劇的に減るには至らない。
口当たり。
2018.10.14誰しも不味いものを好んでは食べない。でも、一瞬美味しくは感じられなくとも、しばらく口中で転がしたり、咀嚼していると予想を超えた美味滋味が滲み出してきて、飲み込む頃にはその旨さに顔もほころんでくるような意外と出会うことがある。耳触りも同じ。