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フラー先生。
2024.5.8言わずと知れたこの御方。リチャード・バックミンスター・フラー。御名前は随分前から存じ上げているが、ドキュメンタリーは時々観るものの、御本を読んだことはなかった。それが、たまたま知人が翻訳している著作が目に留まり購入。初めてページをめくった。
旧メディア凋落。
2023.9.13時代は変わる。刻々と、確実に。テクノロジーの進化は、そのめまぐるしさにおいて、驚愕の一途。かたや、人の営みは何万年も、それほど大きな変化はない。古今東西、食べて、働いて、子孫を残す。変わるものと変わらないもの。不易流行とはこのことだろう。
白色光。
2023.5.19リビングの間接照明が切れて、取り敢えずストックがあったLEDに換えた。蛍光色だったので、光が当たる漆喰壁は白けて見えた。明日にでも電球色の球を買いに行こう。そう思わせる嫌悪感がこころに滲む。突然、僕はかつてこんな気分を友に伝えたことを思い出した。
iPhoneひとり旅。
2022.10.16人間誰しも忘れ物をする。もちろん僕も。しかし、これも度を超すとシャレにならない。66歳という年齢もあって、余りに酷いと周囲は真剣に心配を始めるだろう。この夏、iPhoneを新幹線に置き忘れた。しかも2回。余り間を置かずやらかした。我ながら、茫然自失。
仕事と善悪。
2022.9.7長く教えているデザイン系専門学校や大学で、毎年必ず学生たちに言うことがある。「すべての技術はナイフである」。スキル、ノウハウ、テクノロジー、言い方はさまざまだが、それらすべて、使い方によっては善にも悪にもなり得る。「決めるのはキミたちだよ」と。
反Excel 脳。
2022.4.29最初に断っておく。これから展開する珍説は、完全なる個人的偏見である。悪口に聞こえたとしたら、それは明らかに誤解であるし、どうしてもそうは思えないとなれば、単なるオヤジの妄言と、寛容なる御心にて爽やかに笑い飛ばしていただきたい。切にお願いする。
新旧の間。
2022.4.17PCを買い換えた。旧いMacbookAirから新しいMacbookAirへ。欲しかったのはスピードとパワー。それだけが新しくなれば、それで良かったが、そうじゃないところも更新されている。 USBポートは TypeAからTypeCへ変わり、電源を始め、すべてがそこに依存する。
SNSは鍋釜。
2021.7.25表現がいかにも古い。すっかり日常と言いたかったのだが。いや、SNSのことである。デジタルやネットといった新たなテクノロジーが、僕らの生活に入り込んでしばらく経つ。この新参インフラに、直接間接関わりなく生きている人は、いま果たして何人いるだろう?
Kindle読み。
2021.6.8本を読む。僕にとって、読書は趣味ではない。食事に近いだろうか。栄養摂取。テーマは推移するが、若い頃からの乱読傾向。近ごろはさらに乱れている。栄養は満遍なくというわけ。いや、読書ではない。今日は、読み方の話。ここにもデジタル。それが意外と。
技術の手前。
2021.3.12タイトルを、「情報の手前」にしようかとも考えたが、言いたいことはこちらにもっと近いなと思い、技術の手前にしてみた。情報も技術も、何の前触れもなく忽然と現れるわけではなくて、情報は探している人が見つけ、技術は求めている人が引き出すと思っている。
芸能的情報群。
2020.8.23テレビの凋落が著しい。特に在京の民放。NHKは好番組も少なくないので、まったく同じではないが、タイトルの傾向と無関係とは言わない。さらにそれらを臆面もなくなぞるローカル局の惨状には今回は触れない。とまれ、問題は発信される情報の質についてである。
雨雲レーダー。
2020.8.5天気がどうなるか、気にならない人はいない。東も西も、今も昔も、会話の始まりは天気の話だ。中でも雨。降る降らないは一大事。傘の携行は子どもから大人まで一日を左右するし、農家にとっては命にさえ影響を与えるシリアスなテーマだ。僕なら釣りとジョグ。
オフグリッド。
2019.12.26最近までこの言葉を知らなかった。中央から外れてという意味らしい。反権力のニュアンスも含んでいるようだ。これまでの時代の基本フォーマットとも言うべき中央集権制は、権力と権威を1ヵ所に集中させることで、統制の取れた発展には向いていたかも知れない。
ITクライシス。
2019.11.16ITは実に便利だ。ネットなくして、僕の田舎暮らしは成り立たない。釣りへの没入だって、PCやデバイスの発達があればこそ。活用の仕方によって、距離の壁、時間のハードルが易々と乗り越えられる。なんとステキなテクノロジーよ。だが、だが、しかし、しかし。
iPhone騒動。
2019.11.3それは突然やって来た。長く愛用のiPhone5SEが、まったく反応しなくなった。突然と言いながら予兆はあった。画面が乱れたり、フリーズしたり。いま思えば、断末魔の叫びだったか。さあ、困った。どれだけこのデバイスに頼っていたか、思い知らされるはめになる。