反Excel 脳。

最初に断っておく。これから展開する珍説は、完全なる個人的偏見である。悪口に聞こえたとしたら、それは明らかに誤解であるし、どうしてもそうは思えないとなれば、単なるオヤジの妄言と、寛容なる御心にて爽やかに笑い飛ばしていただきたい。切にお願いする。

Excelとこの事務アプリで作られた書類が大嫌いである。疲れているときなど、微かな吐き気さえ感じることがある。原因を考えるに、開発者の脳構造と僕のそれが、水と油ほど異なっているのだろうと想像する。世を席巻しているので、僕も使わざるを得ず、時折苛まれているが、事務処理とはよく言ったもので、創造とは種類の違う思考形態かと勘繰っている。
とは言え、事務作業がなく進む仕事はないので、その存在価値を否定するものではないし、予算や計画面では、事実日々助けていただいている。ただ、中核となるのはあくまで創造的アイデアでなければならず、経験上、事務方が会議の中枢に座り始めると、事業はほぼ衰退に向かう。優劣ではなく役割の話である。手続きで創造が叶うなら、誰も悩まないよね。

逃げ出したくなるような風景である。死にたい。