ここから本文です

人間誰しも忘れ物をする。もちろん僕も。しかし、これも度を超すとシャレにならない。66歳という年齢もあって、余りに酷いと周囲は真剣に心配を始めるだろう。この夏、iPhoneを新幹線に置き忘れた。しかも2回。余り間を置かずやらかした。我ながら、茫然自失。

1回目は7/2。奈良のプロジェクトでイベントがあり、いつものさくらで上阪。年の半分近くは、大学の授業で週1ペースで新幹線に乗るので、諸々はルーティン化している。なのに、新大阪に到着して窓際に置き忘れた。改札を抜けて気づき、遺失物管理事務所へ直行。幸か不幸か終点なので期待したが、すでに車庫に向けて出発済み。わが家に届いたのは2日後。
2回目は、残暑華やかなりし9/29。今度は、授業翌日に大阪で打合せを済ませ、午後新鳥栖に到着時、またもや窓際に置いたまま降車。駅の若い女性スタッフに泣きつき、新鹿児島駅に向かっていることを確認してもらった。天を仰いだが、なすすべなく帰宅。2日後の土曜日に宅配のお兄さんに無事届けて貰った。実に心臓に悪い。たちまち不便だ。もういや。

鉄道でなくしたものが、高速道を通って戻ってくる。

ひとりで旅をし、遠い駅で夜を明かしたらしい。

by 江副 直樹 2022-10-16 10:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

by EZOE naoki

Archives

◎2006年3月 → 2010年8月