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tag:自然

草花の春 1。

2020.3.15

白い秋が終わり、玄い冬が居座る。落葉樹は葉を落とし、風景は色を失い、枯れ野が広がる。木枯らしが舞い、時に雪が積もり、幾度も霜が降りる。自然の命の鼓動は音を潜め、気配さえ消えてしまう。そんな中、枯れ草と落ち葉の隙間から緑が現れる。早春。

by 江副 直樹

全体という仕事がある。甚だ残念なことに、これは時に見えない。木を見て森を見ず、という諺がある。実に言い得て妙。一般に個々の木に目は行きがちだけど、僕らは木の存在に加えて、森という存在に気づかなければならない。つまりこれは、森という全体のお話。

by 江副 直樹

余談と余白。

2020.2.26

これもずっと考えているテーマのひとつ。余談は不要なお喋りか?余白は無駄なスペースか?あるいは、1週間に1度はやって来る無為の1日。やるべきことを前に、なにひとつ捗らない1日。もしくは、働き蟻の喩え。10匹の蟻がいたら、2匹は必ずサボるという法則。

by 江副 直樹

神が与えた時間は、まだしばらくあるようだ。微かな老眼と既往症の痛風。懸垂はもはや1回もできないが(多分)、軽い筋トレは毎日してるし、ジョギングはほぼ1日おきに5kmをゆっくり走っている。目線は相変わらず上向きだ。少しロマンチックに過ぎるとしても。

by 江副 直樹

草木も眠る。

2020.1.13

夜中に目が覚めることがある。歳だよ、と一笑に付されそうだが、確かに若いときはこんなことはあり得なかった。トイレに起きるわけではないし、ジョグをした日も変わらないので、いわゆる基礎代謝の低下か。でも、それが特別の時間になるのはまた人生の妙。

by 江副 直樹

料理をすることが増えた。我が家の事情でそうなったのだが、それが日常になってくると、いやでもスキルは上がる。味噌汁を作る鍋、炒め物などをするフライパン。鍋類で多用するのは、だいたいこのふたつ。鍋はともかく、フライパンは片手で振り回すことになる。

by 江副 直樹

最近までこの言葉を知らなかった。中央から外れてという意味らしい。反権力のニュアンスも含んでいるようだ。これまでの時代の基本フォーマットとも言うべき中央集権制は、権力と権威を1ヵ所に集中させることで、統制の取れた発展には向いていたかも知れない。

by 江副 直樹

晩秋の絢爛。

2019.11.28

毎年のことである。夏が終われば秋が来る。炎暑が過ぎれば涼風が吹く。下がる気温が木々を染める。次いで落葉が控えている。赤がある、黄色がある。何十回も経験しているのに溜息が出る。何度も見ていても嘆息がある。晩秋の絢爛。四季折々の国で良かった。

by 江副 直樹

俳句徒然。

2019.11.10

俳句をやっている。ネット句会というヤツ。毎月末、6句をNYに送る。もう10年を越えた。昔、NYに家族と遊んだことがあって、その時知り合った在米数十年という日本人画家の方に誘われて参加したのだった。10人ほどの小さいけれど、なんとも味わい深い集まり。

by 江副 直樹

雲海慕情。

2019.10.28

日田盆地に暮らして7年目。雲海に目覚めた。去年だったか、ふと思い立って、雲海が見えるポイントを探し始めた。というのも、日田では良く霧が発生し、底霧と呼ばれて馴染みがあるのだが、それって、山上から眺めたら雲海じゃないかと気づいたのがきっかけ。

by 江副 直樹

秋よ春よ。

2019.10.15

鮎釣りが終盤を迎え、川の色は澄み始め、川面を滑る風はいつしか涼風に変わる。朝晩は、めっきり気温を下げて、日課の朝の散歩は、半袖から出た腕やビーサンの素足が冷たく感じ始める頃。そんなとき現れる大好きな花がある。金平糖を散らしたようなミゾソバだ。

by 江副 直樹

春のヤマメ釣りに始まった川通いは、鮎の納竿を持ってその幕を閉じる。3月から数えて7ヵ月強。毎年、半年以上に亘って、川を想い、釣りに遊び、魚と戯れる。しかし、いざオフになったら、きれいさっぱり川から釣りから遠ざかる。このパターンをもう40年続けている。

by 江副 直樹

山上の夜宴。

2019.8.26

僕は2年ぶりの参加だった。この山上の宴は、男池散策と並ぶ、ここのえ低山部の主軸の行事になってきた。翌朝、近所の山に登るのが唯一の低山部らしい活動だが、主役は飲食とお喋り。F隊員が営む標高800mにある旅館叶館の、美しく手入れされた庭が宴会場だ。

by 江副 直樹

ずっと釣りが本業とうそぶいてきた。ヤマメのフライフィッシングは今季が39年目。鮎の友釣りは、今季が13年目。一生幸せになりたければ釣りを覚えろと喝破した中国の古諺を引き合いに出すまでもなく、釣りを知らない人よりはきっと幸福なんだろうと思っている。

by 江副 直樹

五月の陽光が熱を強めて行き、初夏の陽射しが勢力を高める頃、出鼻をくじく梅雨が訪れる。ヤマメ釣りを存分に楽しんでのち、夏最大のエンターテイメント、鮎の友釣りが5月下旬に解禁になる。満を持して、長竿を担ぎ、流れに立ち込み始めると、嗚呼入梅の知らせ。

by 江副 直樹
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

by EZOE naoki

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