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人間博覧会。
2021.7.19以前、地域系のプロジェクトが複数進んでいるときに、求めるものの高さ故か、突きつけられる課題の難度故か、たくさんの本音が隠しようもなく噴出して、その様をまるで人間博覧会だと表現したことがある。口を突いて出た言葉だったが、我ながら言い得て妙だと得心。
editforest発進。
2021.4.3エディットフォレストと読む。和訳だと編集の杜。なんだそれ。まあ、そうだよね。そもそもの始まりは、九州経済産業局のデザイン系のプロジェクト。普通なら、クリエイターが集結するその場に、西日本新聞社が参加していた。それがすでに新しい萌芽だった。
伊藤靖浩くん。
2021.2.12018年の夏、心当たりのない人物からFacebookのメッセージが届いた。突然の連絡を詫びる言葉から始まるその文章には、「FBで偶然見かけたのですが、もしかして36年前に渓流で出会った江副さんですか?人違いならごめんなさい」とあった。たちまち、記憶が甦った。
天使が逝った。
2020.11.26Diego Armando Maradona。誰もが認める不世出の天才サッカー選手。あれほどクリエイティブで、あれほど速く、あれほど強く、あれほど巧く、あれほど無邪気なアスリートがかつていただろうか。アルゼンチン国民は、この英雄の死を悼み、3日間喪に服するらしい。
読書は交際?
2020.9.14僕はずっと、読書は対話だと言ってきた。著者の言説を聞き、そうかあなたはそう考えるのか、翻って僕はどうだろうと自問自答を繰り返す。本の種類にもよるが、多くは著者の思想や世界観が露出するわけだから、結果そんな展開になる。対話は延々と続いている。
EZOESAKI
2020.9.3何かと縁の深い大阪で始まったふたつのトークイベントがある。そのひとつ、「クリエイティブは旅に出よ」は、異分野のゲストを招き、クリエイターに越境を勧める仕立て。もうひとつが、今回紹介するEZOESAKI。僕、江副直樹と、大阪のエサキヨシノリの掛け合いだ。
蓮花茶会の粋。
2020.8.28去年春から、ほぼ1年を掛けて、USAMI fine food &cuisineさんのお仕事をさせていただいた。それが、クリエイティブプラットフォーム大分の事業として、サポートが始まった。じっくりコンセプトを突き詰め、サイトを立ち上げた。そこへコロナ禍の襲来。
個人で生きる。
2020.7.1たくさんの友人がいる。親友と呼べるヤツも何人も何人も。これだけで充分すぎる財産だと思わずにはいられない。気のいい彼ら彼女らの共通点がある。多くの人は肩書きを持っている。社会的にはそれなりだったりするが、その肩書きで付き合う者は誰もいない。
権威に頼る。
2020.6.18人は弱いものである。群れに入らないと心細い。強い者に沿わないと不安になる。寄らば大樹という古諺もある。権威に頼りたくなる。自分での判断、決断が殊の外難しいので、他者のそれに委ねる。できるだけ有名で、立派な人が良さそうな気がする。そう、権威。
The Men’s Room
2020.5.25とてもいいドキュメンタリーだった。あまりに良かったので、録画を消せずにいる。繰り返して何度も見ている。普通を扱って、普遍に至る。理想的な仕事。いや、そんな野暮は言うまい。キミはあの感覚がわかるか? あれがわからないヤツとは友だちになりたくない。
あるがまま舎閉店。
2020.4.1寝耳に水だった。20年程通った蕎麦屋。ヤマメ釣りなどで度々訪れる大分県九重町の飯田高原。標高1000mのこの地に、あるがまま舎はある。蕎麦屋だが、珈琲も飲める。マフィンもある。町から離れた釣りの合間にこのメニューは有り難かった。それが閉店。
シューレ最終回。
2020.1.26初回は2年前の冬だった。たびするシューレは、竹田から始まった。既知の草刈淳氏をゲストに、前OPAM館長 新見隆氏のレクチャーの後、カモシカ書店岩尾くんのインタビュー。事務局は西田稔彦。僕は言い出しっぺのひとりとして、大して役に立たないサポーター役。
ふたつの旅。
2019.12.19最近関わっているふたつの出来事。クリエイティブは旅に出よ。たびするシューレ。どちらも旅がキーワードだ。前者は通称クリ旅。後者は、同じくシューレなどと呼んでいる。どちらもほぼ同時期に始まった。前者は大阪、後者は大分で開催されるトークイベント。
俳句徒然。
2019.11.10俳句をやっている。ネット句会というヤツ。毎月末、6句をNYに送る。もう10年を越えた。昔、NYに家族と遊んだことがあって、その時知り合った在米数十年という日本人画家の方に誘われて参加したのだった。10人ほどの小さいけれど、なんとも味わい深い集まり。