ここから本文です

tag:考察

暫定と更新。

2025.3.18

僕らが前に進めるのは、待ち望んだ名案が見つかったからじゃなくて、何かを決断したからだと、度々言っている。100%メリットだけでデメリットのないアイデアなんかあるもんか。ノーリスク信仰は、成熟社会の重病だと知るべきだろう。思えば人生は決断の連続。

by 江副 直樹

本当に大嫌いである。取り巻き。魅惑的な人物の周りに群がりやすい。ただそばにいることを好む。本質的理解を欠いていることがとても多い。人物への社会的評価を元にそう振る舞うのだが、それが下降に転じると、潮が引くようにいなくなるのもなんだかなあって感じ。

by 江副 直樹

語彙の法則。

2025.2.28

タイトルを、説得の法則にするか、少し迷った。何かを他者に伝えるとき、僕らは基本言葉を使う。ところが、同じ国語を使っていても、日本ほど同一性の高い民族であっても、その語彙、ボキャブラリーは実のところかなりバラついている。伝達すら覚束ないほどに。

by 江副 直樹

嘘のつき方。

2025.2.22

悪いオンナは嘘をつく。悪いオトコも嘘をつく。この世は、所詮化かし合い、嘘と嘘とのせめぎ合い。なんて言うと、どこかで聞いた安っぽい演歌のようだが、俎上に上げたいのはそんなことではなくて、嘘と真実の間の不思議な距離感についてである。ホントに?

by 江副 直樹

僕が1日で最も長く過ごす場所。それは2階の書斎だ。出張を除けば、ほぼここであれこれをやっている。奥行700mm、長さ3,150mmの細長い壁付けのデスクが2本。元々これを4等分して家族4人で使っていたのだが、2年前からはすべてが僕だけのスペースになった。

by 江副 直樹

学校と名が付く場所には、いくつか行った。一方的な私淑もあるが、専門性については、そのノウハウを手取り足取りという経験はない。さらにデザインなどは、誰にも習っていない。つまり、明確な師匠と呼べる人物はひとりとしていない。振り返ればすべて独学。

by 江副 直樹

OSの統合。

2025.1.7

あらゆる方法とそれを実践する組織、さらにそれらが集う業界は、必ず経年劣化を起こす。時が動いている以上、これは宿命だ。かのダーウィンも、生き残るのは強者ではなく、変われる者だと言った。つまり、不断のアップデートを続ける者だけが変化に適応する。

by 江副 直樹

気づけば師走。たちまち年末。もう数日で僕は69歳になる。1年後にはなんと古希。信じられない。同世代はすでに現役を退いている方々も多いなか、僕はいまも新しいプロジェクトが着実に起こって、今年も西から東まで、日本中を飛び回った。ありがたき幸せ。

by 江副 直樹

挨拶の距離。

2024.12.18

出張時を除けば、毎朝散歩をする。眼前の百段階段を上がって、境内を抜け、後は気分の赴くままに、あっちへフラフラこっちへフラフラ。およそ30分程度の逍遙なのだが、ジョグのない日や週末は、少し脚を伸ばすことも度々だ。そこで面白い感覚を味わうことがある。

by 江副 直樹

初冬の錦絵。

2024.12.12

秋が遅かった。今年ほど紅葉の進行がゆっくりだったことはない。11月上旬、毎年通う大分県庄内町の男池の森に出かけた。噂通り、木々の色づきはさっぱりだった。過去こんな状況は経験がない。暑い夏が長引いて、秋が短いなどという声も聞こえた。もはやこれまでか。

by 江副 直樹

訳せば、守備的ということになる。仕事の仕方のことだ。何度も言っているので、自分でも半ばウンザリしているが、度々類似の状況が現れるので、またぞろ繰り返すことになる。関係者の関心が、なぜか攻撃より守備に集中してしまう、後ろ向きな思考の愚かさと滑稽さ。

by 江副 直樹

恐竜は、自分たちが滅びることをどれほど自覚したのだろうか?強大な種となって、天敵もおらず、わが世の春を謳歌していたのだろうか?話は恐竜にとどまらない。あらゆるヒト、モノ、コトが同様の道筋を辿る。変化は目に見えず、、多くはそれに気づかない。

by 江副 直樹

水玉LOVE

2024.11.12

水玉が好きである。英語で言うとpolka dots。いつの頃からか、水玉柄のシャツを好むようになった。高校時代からトラッド熱に浮かされ、ファッションにハマりすぎて、数年後には突然ウンザリして、作業着やパジャマで過ごしていた時期もある。熱病のような変遷。

by 江副 直樹

移動の時間。

2024.11.6

コロナの収束後、またぞろ移動が増えてきた。リモートはそれはそれで定着しているので、要は仕事の総量が増え、現場が遠方に広がっているということだろう。戯れに、今年1年の外泊数を数えたら、59泊。ほぼ2ヵ月じゃないか。調べたら、昨年より20泊増えていた。

by 江副 直樹

仕事が北上している。昨夏、未踏の新潟に呼ばれたのが始まり。入り口は長岡市だったが、いつの間にか国立長岡技術科学大学のプロジェクトに深入りすることになった。今年7月には、その関係でやはり初の秋田へ行った。今月は別件でお隣の青森へ足を踏み入れた。

by 江副 直樹
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

by EZOE naoki

Archives

◎2006年3月 → 2010年8月