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tag:暮らし

開かずの扉。

2021.10.13

衣食住。人の営みをそんな風に言うことがある。纏うことも、食べることも、住まうことも、そしてそれ以外の膨大な些事を含めて、その様を生活とか暮らしとか呼んでいる。毎日やることは、首を傾げるほど色々あって、なんとなく気ぜわしく過ぎて行く。

by 江副 直樹

文章作法。

2021.10.7

気づけば、売文稼業の末席。10代の終わりには、詩を書いて生き延びられたらと考えたこともあった。子どもの頃から、作文は苦ではなかった。言霊などと言うが、文章もまた面白いものだ。誰も知る字句の組み合わせなのに、見たことのない世界や次元が現れる。

by 江副 直樹

トマトの夏。

2021.10.1

わが家には、畑がある。小さな小さな極小農園。名を一畳農園という。文字通り、畳一枚ほどの広さしかない。村暮らしの頃は、10坪ほどの畑を借り、時には耕運機まで走らせて、数種の野菜を育てていたから、それに比べればまったくの猫の額。ところがどっこい。

by 江副 直樹

思索に耽る。

2021.9.25

人間は考える葦である。ブレーズ・パスカルはそう言った。フランスに生まれた、数学者、自然科学者。早熟の天才の至言。人間は、思考以外の特徴は、その辺の雑草と変わらない。考え続けることだけが、人の人たる所以。ただ、なぜそうなるかもいまだわからず。

by 江副 直樹

この9月で、ジョギングは7年目に突入する。まさかの7年目。こんなに続くとはね。昔から、ランニングと登山は大嫌い。もちろん、部活で毎日走っていたり、探検と称して北九州の山を走り回っていたことはある。でも、長じてそこに楽しさを見出せなくなっていた。

by 江副 直樹

川に浸かる。

2021.8.26

釣りは水遊びでもある。早春から初夏までのヤマメのフライフィッシングと盛夏手前から秋の入り口までの鮎の友釣り。どちらも川に入る。フライはウェーダーという胴長を履くので、基本濡れない。魚を触って手を洗う程度。一方の友釣りは逆にずっと濡れっぱなし。

by 江副 直樹

行間を掬う。

2021.8.18

わからないことの方が多いはずだ。いや、この世界の話だ。新しく現れる分析や論説、方法論に違和感を覚えることが度々ある。科学や哲学は、それを解き明かそうとする行為だとして、ことビジネスの領域では結論を急ぐが余り、拙速になりがちな印象を受ける。

by 江副 直樹

善人が殺す。

2021.8.12

穏やかじゃないタイトルだ。重々承知。奇しくも、先祖の霊を迎えるとされるお盆の只中に、この国は終戦記念日を迎える。毎年毎年、僕はこの時季になると、このフレーズを改めて想い出す。20代だったか30代だったか、辿り着いた結論。繰り言万回。何度でも言う。

by 江副 直樹

網で獲れば?

2021.7.31

釣りをしない人に向かって、釣りが好きだけど、なかなか釣れないと嘆いたりすると、何人かは網で獲ればいいじゃないかとのたまう。釣りはするけど、ほとんど食べないんだと言うと、理解に苦しむ表情をされる方も少なくない。魚釣りは、釣ること自体が恍惚なのだが。

by 江副 直樹

SNSは鍋釜。

2021.7.25

表現がいかにも古い。すっかり日常と言いたかったのだが。いや、SNSのことである。デジタルやネットといった新たなテクノロジーが、僕らの生活に入り込んでしばらく経つ。この新参インフラに、直接間接関わりなく生きている人は、いま果たして何人いるだろう?

by 江副 直樹

前期高齢者になり、それでも悪いところはどこにもなく、毎日元気に過ごしているが、歳を取ることの怖さはいくつかある。なかでも、最悪の恐怖がタイトルのこれ。いわゆる衰えの話とは少し違う。アンデルセンの珠玉の寓話は、いまも僕の心に警鐘を鳴らしてくれる。

by 江副 直樹

花を摘む。

2021.7.7

詩人でいたいという想いと関係がある。生きる上でのリスクを後回しにする性向とも繋がりがある。心地よさについてと言うべきか。花鳥風月という物差しもある。僕らは、何に惹かれ、何を手に入れようとして、歩を進めるのか。それは必ず花でありたいという話。

by 江副 直樹

若い時の苦労は買ってでもせよ。その古諺は多くの人が知っているだろう。しかし、僕は若い頃からこの指摘に違和感を感じてきた。長じて、それなりの経験を積むうちに、その違和感はほぼ確信に変わっていった。いたずらな苦労は、人をかえって卑屈にすると思う。

by 江副 直樹

気分はずっと17歳と言ってきた。若さを保っているというより、いまだ成熟せずといったところ。いや、もう成長の余地はほぼ皆無だろうから、遂に成熟せず、が正しかろう。この感覚は予想できなかった。誰しも歳を取れば、曲がりなりにも、大人になると思っていた。

by 江副 直樹

さまざまな情報が溢れている。多様なメディアから、奔流のように押し寄せる夥しい言葉。僕らは、それを取捨選択しながら、日常や未来をかたちづくり、今日を生きている。そして、それらの言葉には、素直に受け取れるものと、そうじゃないものがある。

by 江副 直樹
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

by EZOE naoki

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