tag:自然
ほどなく40歳。
2018.3.22いや、フライボックスの話。フライ、つまり毛鈎の容れ物を僕ら毛鈎釣りの連中はそう呼ぶ。この小さな、アルミ製の箱を買ったのは、いまから40年近く前。ホイットレーというメーカーの6室のモデル。職人の手作り。その後機械生産に変わり、もはやアンティーク。
なぜ魚釣り?
2018.2.25今年もあと数日で、ヤマメ釣りの解禁。3/1。全国で地域差は多少あるが、ほぼ同じこの佳き日にシーズンが始まる。僕は、いつの間にか齢を重ねて、ついに39年目に突入。今年も初夏まで、悲観と楽観の滑稽な往復を続けるのだ。あ、その後の友釣りも、それは同じか。
雪を迂回して。
2018.2.11僕が住む日田周辺は、九州にしては雪が多い。加えて、僕のプロジェクトがローカルに偏っていることもあって、山越えが頻発する。この辺りでは、冬のスタッドレスタイヤは常識。そこに4駆が加わり、尚且つ軽トラなら無敵なのだが、生憎いまは主にSmart for two。
九州の雪。
2018.1.16僕は山の人である。ある時期からそう自覚するようになった。南の海でリラックスする我が身を夢想したこともあるが、実際にそんな場所に身を置いてみると、得も言われぬ違和感が湧き上がり、戸惑った覚えがある。気付いたらもう20年近く、山のそばに暮らしている。
霧に惹かれて。
2018.1.11霧が好きだ。朝目覚めて、外が濃霧だとわかったとき、胸の奥からワクワクが湧いてくる。雪のそれとも違う、霧には霧の高鳴りがある。日田は霧が多く、冬から春にかけて、外気温と川の水温の差で生まれる霧を、特に底霧と言う。これが盆地全体を覆うのだ。
災禍の振る舞い。
2018.1.5昨夏、僕らが12年暮らした福岡県朝倉郡東峰村とその周辺は、未曾有の水害に見舞われた。僕らがいたエリアも何カ所も崖が崩れ、道路が寸断され、水道が止まり、電気が消えた。地区によっては家や店が流れ、痛ましい犠牲者も出た。僕はなにもできず、ただ悶々とした。
2018 謹賀新年。
2018.1.1年が明けた。雪が積もることもなく、寒過ぎず、でも充分に冬で、晴れ間も覗く穏やかな新年。久しぶりに、日田の自宅に家族全員が揃った。普段は大分市内にいる女房、高2の長男、小5の次男、2匹の猫。大好きな雑煮を食べ、日本酒やワインを飲み、お参りに行った。
創造は妄想の。
2017.12.28通称ハイブリッドラボ、化学ベンチャーFILTOMのプロデュースに入って、もう3年。あっという間だった。当初から尾池博士の能力と人柄には強く惹かれているのだが、この3年でそのユニークさと面白さはより鮮明になり、他では得られない上質の刺激を受け続けている。
たびするシューレ。
2017.12.21物事は、結局解釈だと思う。そこに何が見えて、なにを感じ、どう振る舞うか。すべては、ここに掛かっているような気がしてならない。僕らの人生に、禍福がないとは言わないが、その目盛りは生き方によって異なるだろう。価値は自分で見つけ、自分で味わいたい。
月と星の下。
2017.12.1冬は星がきれいに見える。空気が澄んでいるからだ。大気中の水蒸気が少なくなるかららしいのだが、こんな夜は放射冷却で冷え込むと相場が決まっている。月が煌々と照って、夥しい星が瞬くと、気温はぐんぐん下がっていき、夜露は氷、つまり霜になって朝を迎える。
仕事の場所。
2017.11.12僕が仕事をする場所は、決して一般的ではなさそうだ。ある時期は、そもそも住む場所が過疎の村だったし。加えて、仕事で向かう場所も、都市部は必ずしも多くはなく、どちらかと言うと、田舎の比率が高かったりする。そしてまた、それを望んだりしているのである。
晩秋の夜宴。
2017.11.7村にいた頃は、日常的に宴を開いていた。屋外デッキや座敷、キッチンカウンターで、多彩なゲストと楽しいお喋りと料理を楽しんだ。日田に越してからは、家族を取り巻くそれぞれの事情が変わり、随分と数が減った。そこへ来て、昨秋からの逆単身赴任の生活の始まり。
朝霧恋し。
2017.11.1日田に住むようになって、新たな体験がいくつかあったが、冬季の朝霧はそのひとつ。秋が深まる頃、日によって淡いグレーの霧が広がるようになる。当初は、今日は霧の日なんだと思っていたら、徐々に太陽が現れて、いつの間にか見事な快晴になって驚いたものだ。
火祭りの夜。
2017.10.15それは原初の姿だった。ケベス祭。国東櫛木の岩倉社で行われる火祭り。紀元の時より続く由来も不明な奇妙な祭。随分前から噂は聞いていて、国東の友人たちにも誘われ、今年ついに足を運んだ。雨の予報だったが、この約2000年の間、雨による中止は一度もない由。
夏が逝く。
2017.10.2朝の散歩が、もう半袖では辛くなった。いつの間にやら、夏は姿をくらましている。毎年思うのだが、9月に入った頃は、まだ夏は真っ盛りで、日中は炎熱の中にある。それがいつの間にか秋は忍び寄っていて、朝晩が急に寒くなったりする。夏は知らぬ間に逝く。


