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6年ぶりの筏。
2018.8.28三隈川にまた筏が浮かんだ。黒岩橋のたもと、3隻が進水した。主宰はヤブクグリ。筑後川リバーフェスタの賑やかしに誘われて。折も折、ここ数年、今後の活動を検討する中、折しも原点回帰を考えていたヤブクグリの思惑とうまく重なった。6年ぶりの筏だった。
クワシマ。
2018.8.12クワシマからメッセが来た。唐突なのはいつも通り。クワシマの本名はコバヤシ。結婚のいきさつでなぜかそうなった。メッセはこうだ。イベントをするのでトークに出てくれ。そんな話だったので、ああいいよと取り敢えずのOKを出した。その名は城下町と市場。
35℃の天国。
2018.7.13空が青く、高い。北部九州にもついに梅雨明けが訪れた。降り続いた雨は、山々に染み込み、じわじわと流れ出す。川の水嵩はまだ高いけれど、水の色はもういつもの夏色に染まっている。いきなりの気温上昇で、連日30度を軽く超えて、ほぼひと月ほどの真夏の候。
智の交易。
2018.4.27いたずらな輸入には、基本反対だ。いや、TTPとか、関税障壁とか、そうした産業系の話ではない。思想やアイデアの話である。かつての仏教だって、その他諸々だって、そうして流入し、普及、定着した厳然たる歴史まで否定しようとは思わない。そうではなくて。
トーク2態。
2018.2.18いつの頃からか、トークイベントに登壇することがとても増えた。レクチャーは、ひとりでレジュメに添って、自分の仕事の紹介を中心に喋ることが圧倒的だが、セッションは概ねゲストが複数いて、その中のひとりになったり、進行係のファシリテータになったりする。
2018 謹賀新年。
2018.1.1年が明けた。雪が積もることもなく、寒過ぎず、でも充分に冬で、晴れ間も覗く穏やかな新年。久しぶりに、日田の自宅に家族全員が揃った。普段は大分市内にいる女房、高2の長男、小5の次男、2匹の猫。大好きな雑煮を食べ、日本酒やワインを飲み、お参りに行った。
たびするシューレ。
2017.12.21物事は、結局解釈だと思う。そこに何が見えて、なにを感じ、どう振る舞うか。すべては、ここに掛かっているような気がしてならない。僕らの人生に、禍福がないとは言わないが、その目盛りは生き方によって異なるだろう。価値は自分で見つけ、自分で味わいたい。
弓を引く人。
2017.2.23わが家のすぐそばに、日田市営の立派な弓道場がある。広い駐車場や射場のあちこちに桜の老木が並び、歴史の蓄積を感じさせる場所。引っ越しを決める際、決断を後押ししてくれた雅な雰囲気を保つ一角。表通りから入ると、左に荘厳な神社、右に弓道場が控える。
地図のない旅。
2015.4.23暖かくなった。日によっては長袖が鬱陶しくなる。GW間近といった時候。
「探検とは地図のない旅。地図は探検の後にできる」とは、ノーベル物理学賞に輝く湯川秀樹博士の至言。雑誌をめくっていて見つけ、思わず膝を打った。なにも高い山に登ったり、人跡未踏のジャングルに踏み入るばかりが探検ではない。探検は僕らの日常に存在する。