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5月某日。今年も男池へ行った。今回は、幽霊会員になりかけていたここのえ低山部の部活として。勾配もほとんど無く、登山と言うより、森のハイキングの趣。「標高と志が低い」低山部のコンセプトにピッタリの場所。平日の昼前、行きつけの蕎麦屋に集まった。

by 江副 直樹 

脱線教室。

2019.5.1

20年程前から福岡のデザイン専門学校で、数年前からは大阪の芸術系の大学でも教壇に立っている。一度も習ったことがないことを、他人様に教えているという不思議はともかく、例によって、王道からは外れたちょっと変わった授業をやっている。白熱ならぬ脱線教室。

by 江副 直樹 

販路の幻想。

2019.4.26

これまで、かなりの数の商品開発に携わってきた。食品から、家具、住宅、コスメ、ルアーまで、たくさんの分子との協働で、領域を超えた仕事を続けている。特に機会が増えたのは、10年程前から地域系のプロジェクトが比重が高まったことがきっかけだった。

by 江副 直樹 

なんとなく。

2019.4.20

理性が感性を凌駕することなんてない。あり得ない。いきなり結論を言うとそういうことになる。どこか気が乗らない。気分がよろしくない。雰囲気が悪い。仕事の現場では、ときおりそんなことが起こる。テーマは最先端。事業規模は大きい。でもなにかがヘン。

by 江副 直樹 

オンとオフの僕なりの解釈については、少し前に書いた。僕の時間の使い方は、決して一般的ではない。カレンダーは見てはいるが、ことオフの取り方に至ってはもう好き勝手。世間の都合とは関係なく仕事をする反面、自由気ままに仕事を切り上げることは日常茶飯事。

by 江副 直樹 

桜花幽玄。

2019.4.8

桜は、なにかフェロモンのような物質を出しているに違いない。でなければ、たかが花ごときに、あんなにソワソワ、ドキドキするはずがない。花咲か爺さんよろしく、枯れ木のような枝々から、薄桃色の花びらが湧き出してくる。唐突に出現する春模様が胸に迫る。

by 江副 直樹 

ほぼ2年半の逆単身赴任で、普通に自炊をしていたのだが、生来の凝り性なのでついつい工夫を思いついてしまい、止められなくなることがある。もっとも、そもそも時間もないので、もっぱら簡単で美味しく、後片付けも楽なことが最重要課題。するとそれはそれで。

by 江副 直樹 

相棒の一足。

2019.3.28

いつ手に入れたか定かじゃない。10年はとっくに越えているはずだ。最初、アウトドア雑誌で見かけて興味を持った。それは使い古したよれよれの一品で、ソールの張り替えで甦る下りがあり、そのへたり具合がなんとも味があって、我が物としたくなった記憶がある。

by 江副 直樹 

苦くない薬。

2019.3.22

昔の諺、格言の類には、短く平易なフレーズで、見事に真理を言い表しているものが少なからずある。古今東西に通用し、この先も言い伝えられて、表現としても上質で、改めて見るたびに感心することしきり。今回のテーマの「良薬は口に苦し」もまさにそのひとつ。

by 江副 直樹 

僕の3.11。

2019.3.12

福島へ行ってきた。あの忌まわしき震災から8年。農産物のブランディングに関するレクチャーが今回のお仕事。原発事故の風評被害という負の遺産を背負ったフクシマ。通常の方法論では、すぐに答は出ないかも知れないが、僕にできる復興支援はきっとこのあたり。

by 江副 直樹 

学生たちには良く、コミュニケーションを進める最も簡単で効き目がある方法は、相手への質問だと話している。デートにしても何にしても、会話に詰まったら質問を投げれば良い。聞くことなどいくらもある。相手が不快に思うネタを避けながら、さあ切り込んで行こう。

by 江副 直樹 

板場の包丁。

2019.2.28

このタイトルを別の言葉に変えるなら、「職権の使い方」になるだろうか。職権、つまり職業にまつわる権力は、必要なものである。丸腰の板場なんて意味を成さないのと同じ。職務を遂行するために与えられる刃物。それは鋭利であればあるほど仕事では役に立つ。

by 江副 直樹 

いつも静かに回っているが、ひとたびアクセルを踏めば、いつでも吹き上がるエンジン。ギアを入れ、堅いクラッチを繋げば、背中を蹴られたように飛び出していく。僕らの思考も同じじゃないか。あるとき、ふとそう思った。エンジンは常に暖めておく必要がある。

by 江副 直樹 

一度はこの件について書こうと思っていた。ある程度以上の規模の企業になると、多かれ少なかれ「異動」がある。組織内のポジション、担当の変更をそう呼ぶ。民間企業にも存在するが、行政の組織は必ずこの人事がつきまとう。多くの人が当たり前と思っている。

by 江副 直樹 

前の年の9月末、ヤマメが禁漁に入り、ほぼ時を同じくして、鮎は落ち始める。僕ら釣り人は、その寂寥感をもって冬の訪れを受け入れる。それまで、あれだけアタマとココロを支配していた魚釣りが、唐突に終わりを迎え、モードは強引にスイッチオフ。秋風が身に染みる。

by 江副 直樹 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

by EZOE naoki