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tag:好縁奇縁

仕事の場所。

2017.11.12

僕が仕事をする場所は、決して一般的ではなさそうだ。ある時期は、そもそも住む場所が過疎の村だったし。加えて、仕事で向かう場所も、都市部は必ずしも多くはなく、どちらかと言うと、田舎の比率が高かったりする。そしてまた、それを望んだりしているのである。

by 江副 直樹

晩秋の夜宴。

2017.11.7

村にいた頃は、日常的に宴を開いていた。屋外デッキや座敷、キッチンカウンターで、多彩なゲストと楽しいお喋りと料理を楽しんだ。日田に越してからは、家族を取り巻くそれぞれの事情が変わり、随分と数が減った。そこへ来て、昨秋からの逆単身赴任の生活の始まり。

by 江副 直樹

教えと学び。

2017.10.8

日々のプロデュースでは、多様なデザイナーと組んで、さまざまなデザインを駆使しているけれど、僕はデザイナーではない。これまでデザインを教えてもらったこともない。でも、もう20年もデザインの学校で教壇に立っている。最近は大学でも教えるようになった。

by 江副 直樹

大分市に時々行く。長男の進学の都合で妻子が別宅に暮らしている故だが、公私において、用件も少しずつ増えてきて、市内でご飯を食べたり、酒を飲むことが増えた。感度の高い友人たちのお陰で、早くも美味しい体験を積み重ねている。でも、外食は決して多くない。

by 江副 直樹

高校3年生、17歳の夏。それがどんな時間だったか、いまとなっては亡羊の中に埋もれてしまった。僕は、熱中していたバスケ部を勇退。密かに決めていた図書室通いを始めた。たちまち図書カードを埋め尽くし、司書の女性に驚かれたりしながら、乱読を続けていた。

by 江副 直樹

何をもって美女と言うか。僕は、造作よりも表情。スタイルよりも立ち居振る舞。さらに、キャラ、哲学、生き様といったあたりの総合的魅力を美女の基準としている。すると、年齢や職種、在所に関係なく、美しい方々と出会うのである。思い浮かぶあの顔この顔。

by 江副 直樹

物々交換。

2017.7.17

赤銅色に焼けた顔に掛けたサングラス姿が、黒人歌手のレイチャールズに似ているというだけで、そのIさんが手塩にかけている畑を、勝手にチャールズ農園と呼んでいることは、前にも書いた。そのチャールズ農園には、いつも季節の野菜がたんまりと実っている。

by 江副 直樹

いつ頃からだろうか。人前でお喋りすることが、仕事の一部になっている。デザインの専門学校で教壇に立ったのは、もう20年も前だ。強い縁でそうなったのだが、自分の考えを整理するんだとか、教えるんじゃなく学ぶんだとか、なんとか理由を探してみたものだ。

by 江副 直樹

先日、暖簾づくりと題して、ブランディングについて持論を書いた。ごくごく基本的なことだけを述べたので、もう少し書き込んでみる。ブランディングは、他所からやってきた新しいアイデアでもなんでもなくて、古今東西どこにでもある商売上の「信用」のことだ。

by 江副 直樹

岡潔。ぼんやり名前は知っていたが、先頃、森田真生氏の「数学する身体」を読んで、改めて興味を持ち、さっそく文庫本をめくっている。もっとも、数字や数式を睨んでいるわけではない。領域としては、数学者のしたためた随筆。これがもう、すこぶる面白い。

by 江副 直樹

ヒトでもモノでもコトでも、必ず長所と短所がある。長所だけでできた名案を探して流浪の時間を過ごす会議の滑稽については、過去何度か書いた。そんなものありゃしないのに。完璧主義とは、とてつもない強欲と同義かも知れないとも思えてくる。なんて言ってみたり。

by 江副 直樹

美と科学。

2017.4.29

学生時代、数学や物理の成績が酷かったことがトラウマになり、理系にはどうしても苦手意識がある。その一方で、その世界の数式にも美醜が存在するなんて聞くとドキドキする。細部はわからないのに、本質に興奮する。科学とクリエイティブには同質のなにかがある。

by 江副 直樹

仕事的妄想。

2017.4.16

紆余曲折を経て、福岡でコピーライターになったのが、およそ30年前。13ヵ月だけ広告制作プロダクションというサラリーマンをしたが、諸事情で退社。そのままフリーになった。30代の10年はほぼコピー専業。40歳の時、ブンボ設立。その後改組して現在に至る。

by 江副 直樹

4/8日。午前10時。南畑は小雨。今日は、南畑ぼうぶら会議が開催する初めての軽トラ市「ぼうぶら市場」の日。会場にはすでに行列ができていた。今回は、タケノコ祭りと称したが、瞬く間に完売。那珂川町の南畑地区に通い始めてもう4年目。大きな一歩だった。

by 江副 直樹

僕らは、他人との縁によって生きている。袖すり合うも他生の縁。などという。僕は仕事柄、というより性格的に、人とのコミュニケーションが好きで、気づくと数え切れないご縁をいただいて過ごしてきた。あの人この人、近くの人遠くの人、好縁奇縁。趣は深い。

by 江副 直樹
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

by EZOE naoki

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