Design Cross Talk.
2015.3.22ポカポカの日曜日。週末恒例、長い散歩をしていると、ここかしこに春のサイン。
金曜日は熊本だった。fun fan kumamoto主催の、Design Cross Talkにお呼ばれした。登壇者は3人、電通九州アートディレクター、伊藤敬生氏、吉本清隆デザイン事務所アートディレクター、吉本清隆氏、そして僕。テーマは「地域発の、デザインの役割。」
ローカルが頻繁にキーワードになり、さらにデザインがそこに挿入される。ひっそり仕事をしていた僕に、近頃時折お声がかかる。時代は着実に変わっているのだな。永年の課題として地域の活性化が横たわっているが、その解決手法としてデザインが脚光を浴びる構図。事実、僕のプロデュースも、早くから総合デザインを具現化の核に据えてきた。
進行の小山田宗玄氏から、言葉が投げられてトークスタート。地域にも、デザインにも、論点はとどまることなく、闊達に話は進んだ。伊藤氏も吉本氏も、狭い領域に閉じこもっていらっしゃらない。共感すること多々。暮らしの拠点としての地方。解決の手立てとしてのデザイン。両者の成熟はこれから。翌朝、熊本では桜の開花宣言が発表された。
来週末から家族を伴い久々の海外へ。行き先はNY。俳句の先輩に会いに行く旅。
by 江副 直樹 2015-3-22 22:10