ここから本文です

2匹の尺物。

2023.10.1

僕の釣りシーズンが終わった。3月から5月までは山女魚のフライフィッシング。6月から9月までは鮎の友釣り。山女魚は14回と例年並みだったが、鮎は長雨に祟られたこともあり、20回と少し控えめだった。もっとも回数ではない。興奮の密度こそが求めるところだ。

幸いなことに、今季は山女魚も鮎もトロフィーを釣った。釣り人が尺物と言うビッグワン。正確には30.3cmを越えればそう呼ばれる。山女魚は31cm、鮎はギリギリ30.5cmだった。僕は大物ハンターではないけれど、釣れれば当然うれしい。特に山女魚は、モンカゲロウという大型のカゲロウを捕食していたのを、試行錯誤の末に捉えたので、喜びはひとしお。
鮎は解禁以降は、平均して大きくなり、お盆を過ぎる頃には25cmを優に超えるサイズが普通になる。たまたま尺が釣れたが、28cmクラスは何匹も釣っている。山女魚も25cmを超えれば充分。それ以上に、想い描いた通りに釣れることの方が気分はいい。来年、山女魚は45回目、鮎は18回目のシーズンとなる。魚釣りは僕の幸福の源。来季も遊び尽くす所存。

大型化すると薄れてくるパーマークが、比較的残っていた。

このクラスになると、片手では持ちづらくなってくる。

by 江副 直樹 2023-10-1 12:12 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

by EZOE naoki

Archives

◎2006年3月 → 2010年8月