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ここ数年、家庭の事情で自炊生活が続いている。ひとりの時もあったし、いまは高校生の次男と2人暮らしだ。元々家事はちっとも苦じゃないし、加えて毎日の弁当を自分で作っていくような息子なので、男だけの生活とは言え、存外に快適に暮らしているんだけれど。

僕の料理のレパートリーは決して広くはない。毎朝の味噌汁に象徴されるように、必要なものはバランス良く摂っているが、簡単で合理的で、手の込んだ煮物料理などはほとんどなかった。とは言いながら、なんにでもそうであるように、和食が作れる自分にずっと興味があった。そして先日、ついに肉じゃがを作ってみた。これがあなた、なかなかの美味。
肉じゃがごときで和食なんて言うなよと怒られそうだが、なんのなんの、大事なのは入口。和食って野菜をより美味しく食べられそうだし、鍋類や食器が汚れすぎないのも気に入っている。最近、料理絡みのプロジェクトを動かしているのも無関係じゃないだろう。すぐにコツを掴めそうな予感もするから、引き続き楽しいチャレンジを楽しもうと思っている。

レシピ情報はすぐに見つかるいい時代。

ジャガイモは、皮を敢えて残した。次はニンジンも。

今回は柳宗理のフライパン。フィスラーも使いたい。

お気に入りの山本源太氏の器に盛ってみた。。

by 江副 直樹 2022-12-17 10:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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