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そもそも昼休みなんて概念がない。始業も終業もそうだ。曜日も仕事関係のやり取りで意識することがあるくらいで、自分の中では平日か休日かの区別程度。起きてから寝るまで、仕事は常にしてるし、一方でクライアントが絡む打合せや会議以外はいつでも休みになる。

これが夏になると、昼休みは特別な意味を持つ。3月から5月迄は、僕の関心事はヤマメ釣りだが、気温が上がる6月以降は対象はアユに変わる。筑後川が貫流する大分県日田市は、全国的なアユの名川でも知られる。朝夕にピークが来るヤマメと違って、アユは太陽の高い日中でも普通に釣りになる。そう、午前中の仕事に人心地ついたら、川に行きたくなるのだ。
そんなわけで、10時を過ぎる頃からソワソワし始め、準備はいつでも万端なので、目処さえ立てば出漁。遠くても40分。早ければ30分後には竿を出している。そこから数時間。ちょっと長めではあるけれど、愉悦の時が続く。好天で、水が澄んでいるとさらに気分は盛り上がる。これに良型が何匹か掛かれば、もう言うことなし。我が社の真夏の昼休みのお話。

真っ昼間。気温は35℃。水の冷たさが心地いい。

8月上旬。筑後川水系の鮎は25センチを越える。

追い気が高まると、鮎は黄色味を強める。

ある日、水際に漂っていた野葡萄。集めて記念撮影。

by 江副 直樹 2020-8-12 6:06 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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