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昨夜は東京湾クルーズ。秋の夜風が実に心地よいひととき。半袖はちと寒過ぎた。

東京湾に浮かんだのは初めてだった。隅田川を船で遡ったことはあるのだが、今回は日の出桟橋から本格的な夜の湾内クルーズ。ご縁がご縁を呼んで、広がった楽しい繋がり。中心にいらっしゃるのは、料理研究家の宮内祥子女史。彼女の発案で実現した東京の粋な夜。

僕のような地方在住者の目に映る東京は、必ずしも本当の東京ではない。東京の友人が増えるに従って、そんなことに気づくようになった。無機質な高層ビル群ではなくて、地方と同じ空気を漂わせるいくつもの下町。そこには田舎と変わらない暖かさと表情の人々。徐々に東京が好きになった。次いで、厚く深い江戸文化の残り香を嗅いでみたいと思い始めた。
過日、神田の蕎麦屋に連れて行っていただき、築地の仲買の方とお話しした。今回の面子は、浅草の海苔屋、人形町の老舗甘味処といった更なる江戸っ子に、なによりクルーズ船「東京シンフォニー」もメンバーのお一人。加えて、多士済々のお歴々。絶景の湾岸の夜景を背景に、デッキ付き個室でフレンチとお喋りを堪能。また、東京が面白く見えてきた。

昨日と今日は久々の日生協。福岡に戻って学校ぼうぶら会議。その翌日は山登り。

シェフの料理、ソムリエのワイン説明に、美味しさ倍増。左の着物姿が宮内さん。

東京の喧噪を横目に、静かな夜の東京湾をクルージング。ベイブリッジを下から見上げて。

特別に操舵室を拝見した後は、広々とした上部デッキで夜景と夜風を楽しんだ。

誰かもFBに紹介していた巨大クレーン。まるでキリンに見える。夜はすべてが美しい。

by 江副 直樹 2014-10-1 22:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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