ここから本文です

いやなに、仕事の仕方についてである。僕の会社ブンボは株式会社だが、経理作業を除けば基本ひとりでやっている。アシスタントがいたこともあったが、毎日出社してもらうようなことでもなかったし。結局、コピーライター時代のフリーランスと何ら変わっていない。

プロジェクトを動かすときは、まずクリエイターを集めてチームを作る。プロジェクトによって編成は変わるけれど、完成したら解散。これは毎回同じ。関わったことはないが、映画もきっとこうして作られるんじゃないかと想像する。それで、近ごろは我が身を映画監督に、プロジェクトを映画制作に喩えることが増えた。僕の中では、まあしっくり来ている。
たくさんのスタッフを抱え、たくさんの案件を回すことに、そもそもあまり興味がない。というか、その才覚には欠けていると思っている。それができないコンプレックスもあるかも知れない。いまは開き直って、そうではない仕事の手法や、経済のカタチがあるんじゃないかと本気で考えていたりする。望みは、ただ世に響くコンテンツを作りたいだけなのだ。

映画は観るだけ。いつもの地元のミニシアターで。

by 江副 直樹 2023-10-13 10:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

by EZOE naoki

Archives

◎2006年3月 → 2010年8月