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また出張が増えてきた。コロナ前にかなり近づいている。流行病のお陰でオンラインは間違いなく定着したが、現地に足を運び、リアルな対面も当然重要で、自ずとホテル暮らしは増えていく。昨年の外泊を数えてみたら39日。年間ひと月余りをホテルで眠っている計算だ。

初めて飛行機に乗ったのが30歳と晩生だったのに、気づいたら人並み以上に旅をする身となった。ここ30年は出張での旅が最多。基本ホテルが好き。部屋に入ると完全にプライバシーが確保され、トイレも風呂もそこにあり、下着姿のまま過ごせる時間が愛おしい。Macを開けば、たちまちいつもの書斎になる。そんな経験を積むうち、ホテルの良否も見えてくる。
例えば、バスタオルの厚みと吸水力。鏡は熱線を仕込んだ曇り止め仕様か。チェックアウトはもちろん11時か。さらに、朝食ビュッフェにグレープフルーツジュースの有無。こうした判断基準がいつの間にか生まれていた。泊まるのはいわゆるビジネスホテルなので、高級シティホテルのようなサービスは望んでいないが、境界線は実はしっかりあるんだよなぁ。

9月から1月まで、週1でお世話になるホテル。

コーヒーテーブルの存在はうれしい。豊かな朝。

別府の新しいホテル。設計者の知恵が見える。

たまに仕事であてがわれる贅沢ホテルの寝室。

朝食は可能な限り付ける。ここは宮崎高千穂。

新潟長岡の老舗ホテル。とても美味しかった。

by 江副 直樹 2024-1-19 8:08 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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