意欲を育てる。
2013.12.26高い山とその周辺は雪が舞っていても、日田は雪になりきれず、今日も雨続き。
仕事の種類に限らず、モチベーションの高低は、結果を大きく左右する。ワクワク感が持続する案件、状況、性格は、解決に至るアイデアの質量に決定的な影響を与える。意欲が途切れず、湧き上がるようにそれが保たれるとき、失敗は遙か遠くに霞んでしまう。
もっとも、いわゆる精神論は大嫌いだ。根性でホームランが打てるような言説には虫酸が走る。いかなるプロジェクトでも、関わる人々の好奇心に火をつけ、意欲を引き出し、モチベーションを高めることができれば、合理的な好循環が始まると信じている。仕事でも、子育てでも、人付き合いでも、北風よりも太陽をお手本としたい気持ちは年々高まるばかり。
意欲は強制ではうまく行かない。かと言って、甘やかして道が開かれることもない。自ら滲み出る、押さえがたい意欲を育てて、ポジティブな感情を大きくして、人は楽しく能力を発揮するのではないか。教育のスタンス、メディアの論調、果ては政治まで、僕らはこの視点をもっと意識してもいいと思う。物事の成就には、正のエネルギーを育てなければ。
明日は今年最後のお仕事。ヒタモノで取材を受け、元気計画の打合せで締めくくり。
by 江副 直樹 2013-12-26 22:10