取り巻き嫌い。

本当に大嫌いである。取り巻き。魅惑的な人物の周りに群がりやすい。ただそばにいることを好む。本質的理解を欠いていることがとても多い。人物への社会的評価を元にそう振る舞うのだが、それが下降に転じると、潮が引くようにいなくなるのもなんだかなあって感じ。

取り巻きの弊害にはいろいろあって、より近づこうとする人々に嫉妬をして、その人がちゃんとした関係を築こうとすることを阻んだりする。仮に人物の意見に異論を唱えると、その内容ではなく異論を唱えること自体に反発、攻撃をする。健全な関係構築の邪魔をする。一方で、人物の言動にはひたすら追従、盲信を繰り返す。正当な批評眼など望むべくもない。
僕の人生の指標を、「何にも染まらない」と決めたのは、こうした振りを見て我が振りを治した結果でもある。もちろん僕だって好きな人、憧れる人はいる。ただ、ファンと取り巻きは決定的に違う。有名であろうがなかろうが、凄い人は凄い。素敵な人は素敵だ。僕はその純粋な目を持ち続けていたいのだ。カッコ悪いよ、取り巻き。以上、自戒を込めた備忘録。

この感覚を共有できる人とだけお酒を呑みたい。