取り敢えず。
2026.3.13取り敢えず、とは決断の留保である。そんなことを改めて思った。いま、引っ越しを控えていて、溜まりに溜まった荷物をいかに選別整理をするかを迫られている。将来的に要不要がわからないとき、暫定的に保管しておくという話になる。誰しも心当たりがあるだろう。
12年近く住んだ福岡県東峰村の家は、当時で築70年を超える農家だったが、納屋がふたつもあって、取り敢えずさまざまな荷物をそこに置いた。日々溜まるゴミも元牛小屋の空間に投げ込んで、一時はダンボールの小山ができていたものだ。現在の家は、収納たっぷりの設計になっているが、ここも結局家族4人分のあれこれが、澱のように溜まってしまった。
すべては、取り敢えずの連続がそんな状態を招いているのは明白。僕はこの引っ越しを、事実上の断捨離にするつもりだ。無駄をたくさん抱え込んだ生活なんて我慢ならない。断捨離のコツは、強引さにあると思っている。バッサリ捨ててしまうこと。これに尽きる。取り敢えずは、いつの間にか永遠になる。ここいらで更新しよう。自分の新鮮さを保つために。
by 江副 直樹 2026-3-13 10:10



