2011 グッドデザイン賞受賞。

ここのところ、毎朝シカが啼いている。気温の下降とともにやってくる秋の風物詩。

東京でのイベントが終わった翌日の10/3、本年度のグッドデザイン賞の発表が行われ、わが九州ちくご元気計画もいただくことになった。特定の商品ではなくプロジェクト全体を対象に、しかも雇用創出という公共事業での受賞は非常に珍しいと思う。

僕個人としては、グッドデザイン賞受賞は2度目。2006年に住まいの木工房むっくの住宅「唐津 積み木の家」で、建築家の矢作昌生氏とともにいただいたことがある。しかし、今回は無形のプロジェクトを評価いただいた点が特にうれしい。元々、僕が考えるデザインの定義は広い。デザインの本質は企みで、造型は最終型に過ぎないと思っている。
主催する日本デザイン振興会も、賞のあり方を見直しているらしい。地方というキーワードも新しい切り口のようだ。そこで目に留めていただいた。もっとも、受賞を狙っていたわけではない。 広告など他の受賞もそうだが、関係者のモチベーションの上昇と広報効果が最もありがたい。11/13まで東京ミッドタウンに展示中。11/9には特別賞が発表される。

山田別荘のプロデュース再開。昨日はBEPPU PROJECTの山出氏とお会いした。刺激的。

きっかけをくれたのは講師でもある高須学氏。いい結果に繋がって良かった。

画期的なことをしている自負はあるが、認めていただくと素直にうれしい。