11未来デザインステージ 対談
2011.8.6朝、雨で湿った村を後に、福岡市へ。台風の余波か、ずっと風が舞っている。
今日はまたまた福岡デザイン専門学校の未来デザインステージ。いつもの学内のレクチャー形式から趣向を変え、福岡市のソラリアホテル内にあるパブリックスペース・ゼファで、対談が行われた。ゲストは小倉織りの作家 築城則子氏と建築家 松岡恭子氏。
小倉織りという縦縞を特徴とする織物を復活させ、狭い手仕事にとどまらず、機械織りのブランドまで展開している築城氏。一方、NYや台湾を経て地元福岡に戻り、40㎝から40㎞までと表現する、プロダクトからアーバンデザインまで、幅広い領域で活躍する松岡氏。打ち合わせもできないままの本番だったが、興味深いお話満載の90分。
お二方の仕事ぶりや人となりにも踏み込みたいし、対談なのでお二人で盛り上がっていただくのも本来だし、悩ましい。加えて、毎度そうだが、僕の個人的関心をどこでぶつけるか、アタマの中がグルグル回っているうちに、あっという間にエンディング。それでも、ご来場の方々には、とても喜んでいただけて、なんとか胸をなで下ろした。
by 江副 直樹 2011-8-6 22:10