飯田高原LOVE
2016.5.24薄陽差す朝。春の終わりと夏の始まりの境。日中は夏一色。
大分県九重町飯田高原に通い始めて、もう40年程。20歳を過ぎ、自分のクルマを持った頃、やたらドライブをしていたあの頃、九州とは思えないその風景にいたく感動し、虜になった。仕事、住所。人生には変遷が付きものだが、飯田高原LOVEだけはいまも変わらず。
南国のイメージが強い九州にあって、標高1000mの一帯は背後に名だたるくじゅう山系を抱え、別世界の趣。事実、季節も1ヵ月はずれている。春は下界からゆっくり上がってきて、秋は山上からたちまち降りてくる。ヤマメ釣りでも訪れるけれど、気温に加えて、花や鳥や虫の登場が平地とは異なっていて、季節を2度ずつ、長きに渡って楽しめる恩恵。
30年以上続く釣りに止まらず、数年前からは低山部などとふざけて、山での遊びにも手を出した。初夏、カッコウの声を聞くのは決まって飯田高原だし、新緑に酔うのはその奥の湧水の辺り。錦絵のごとき秋。異次元の雪国となる冬。こんな魅惑的な遊び場は世界唯一。いや、どんな場所も唯一無二なのだ。そんな想いにさえ至る飯田高原LOVE。神に感謝。
急遽、東京からゲスト来訪。以前、僕のレクチャーを聴いた方からのご相談。いいね。
by 江副 直樹 2016-5-24 22:10