青い夏の記憶。
2012.8.21酷暑だ猛暑だと悪態をついているうちに、朝晩は早くも涼風が抜ける。秋近し。
長く辛い雨が続いて、夏の残り時間はずっと少なくなった。それだけに、真夏特有の深い青空がいつも以上に目に染みる。仕事中は28℃の節電温度でも暑く感じて仕方がないのに、戸外で、しかも清流に浸かっていれば、35℃超もまた良しという気分になる。
夏休みのせいなのか、子供の頃から、夏の記憶はふんだんに積み重なっている。虫を追い、魚を追った10代始めまで。木や水や土の匂いが甦る。次いでボールを追った10代の後半。部活はバスケでも、休み時間はいつもグランドでサッカーボールを蹴っていた。思い出すのは青空で、熱い日射しなんて苦にならなかった。走っても走っても疲れない頃。
Facebookの朝の投稿が日課になって久しい。当初は山から見た夜明けの空を切り取っていたが、四季の中では夏が最上。最も変化に富んでいるように感じる。ヤマメ釣りでは、夏の晴天はピーカンと言って嫌われる。釣れない様を夏山女一里一匹とも言う。それが鮎なら炎天下大歓迎。以来、夏の青空は享楽への道標になっている。青空を探すのは道理。
明日は日帰りで東京。明後日からは宮崎へ一泊。どちらも生協絡みの行ったり来たり。
by 江副 直樹 2012-8-21 22:10