
雑談万歳。
2021.6.2雑談が好きである。なにかと雑談が多い。僕と打合せや会議をしたことのある方は、きっと首を大きく縦に振っているに違いない。雑談とは何か?それは、際限のない関連情報だ。本丸手前の深い深い外堀だ。雑談と余談は、本質を浮き彫りにする手立てだと思っている。
僕の雑談余談は、学校の授業でも日常化している。伝えたい主題と、揺籃期にあるであろう学生の見識との間を、できるだけしっかり繋いであげたくて、関連する小ネタを思いつくままに放り込む。なあみんな、まだピンと来てないかも知れないが、言ってることはこれと同じ。あるいはあれと似ているんだけど、わかる?てな感じ。喩え話を繰り出すことと近い。
雑談は、そこにいる誰もがわかる内容が望ましい。また、わざわざ脱線するんだもの、面白い方がいい。断然いい。周辺を鮮明にすることで、中心がはっきりしてくることがある。中心のことだけ聞こうとする余り、雑談余談を軽視する向きがあるが、いかがなものか。一見不要を排除して、かえって中心から遠ざかることもあるんじゃないか。みんな、どう思う?
by 江副 直樹 2021-6-2 10:10