
連続講座。
2016.12.25時はクリスマス。仏教徒の家に育ったが、サンタのようなこともする。
今年もMEBICの5週連続講座が終わった。昨年の冬の終わり、同じ年の秋。そしてこの初冬が3回目。過去の2回は、25名の定員を大幅に超えて、倍の50名にしてもキャンセル待ちが出るという、にわかには信じがたい人気講座となったが、今年もまたまたお声掛かり。
講座タイトルは、「総合デザインとプロデュース」。僕の仕事、プロデュースは総合デザインをもって実現が図られる。誰かに師事することもなく、無手勝流で積み重ねてきたノウハウを、これまた自分勝手に整理し、体系化したあれこれを、毎回2時間30分、膨大な写真をご覧いただきながら、ひたすら喋り続けるマラソン講座。参加者の熱心さには舌を巻く。
こんな小難しい話を聞きたがる人がいるのか?当初はいぶかっていたが、蓋を開けてみると思わぬ反響で、毎講座後のアンケートでも好意的なものばかりで、実に面はゆい。事実、終盤の質疑応答の熱さと言ったら、過去の講座でもあまり経験のないような応酬が相次いだ。講師としては、誠にありがたいことで、毎度の打ち上げが盛り上がるのは当然なのだ。
客員教授を拝命している大阪芸大も、ついに来年後期からレギュラー化する気配である。
by 江副 直樹 2016-12-25 23:11