
講師ミーティング再び。
2011.11.30寒くなったと思ったら、少し気温が上がり、また下降する。季節変化は階段と同じ。
今期2回目の講師ミーティングがあった。九州ちくご元気計画は、厚生労働省由来の公共事業だが、数多くのデザイナーをはじめ、多分野の一流講師を招聘する。ほとんど馴染みのないプロジェクト故に、時折講師陣に集っていただき、意識の摺り合わせをしている。
当日は、前半がグッドデザイン賞、産業デザイン賞の受賞報告、メディア掲載実績、イベント開催など、諸々の報告。後半は、終盤に差し掛かったプロジェクトの収束の仕方を、多様な研究会の進捗報告を交えながら、講師とともに話し合った。どう終わらせるかではなく、いかに継続のかたちを探るかに論点は移っていった。ごくまっとうなテーマだろう。
元気計画には、大きく推進事業と実現事業があって、どちらも3年スパン。前者は年明けには早くも終了期を迎え、その後販路拡大や情報発信に特化する実現事業が最終年に入る。そして、このプロジェクトでは、プロデューサー的な人材の増加と行政のヒーロー化という内々プランも隠し持つ。どれもが低くないハードル。果たしてその成果やいかに。
今日は農機具開発の可能性を探る研究会。実に興味深く、思わずのめり込みそうになる。
by 江副 直樹 2011-11-30 22:10