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大分日田は、連日36℃と、信じがたい炎暑が続く。それだけに、早朝の涼しさは宝。

ここ数年、組織を意識することが格段に増えた。仕事で企業や行政と付き合っていると、さまざまな局面で、いわゆる組織の論理と向き合う瞬間が出てくる。プロデュースという作法では、常に根本解決をめざすので、ここでの看過や甘受は、即敗北を意味する。

ジャンルも規模もバラバラの案件で、組織に因果が繋がる類似の課題にいくつも遭遇していると、組織への疑問が頭から離れなくなる。何か果たすべき目的があって、その遂行に効果を上げるべく人が集められる。つまり組織化。そこでは、手分けして作業が行われ、合理的に仕事が進むことになっている。まるで大きな船に乗っているような感覚。
当初の目的が変わっても、組織は存続する。大船に乗った安心感が人を虜にするのだろう、乗組員の日々は甲板の上だけになり、船の針路を意識する船員は激減する。その中で、数少ないけれど、船長の目線を持ち、実行する気概を持った人材がいる。弊害を直視しつつも、組織を凌駕するそうした個人とタッグを組む。唯一の光明はそこにある。

明日は新居の上棟式。餅撒きや直会の段取りで続いた夜なべも一段落。楽しみ楽しみ。

浮いているのか?

組織に馴染もうとするのは良くもあり悪くもある。前提は確固たる個の存在だろう。

立ち止まること。

組織のために個があるわけではない。そのことを身体の芯に持ち、自分のペースを保つこと。

個の視点を持つ。

結局、付き合っているのは個。組織とお付き合いしているとは思っていない。

組織を肯定し過ぎない。

組織の中にも魅力的な個人が大勢いる。そんな彼らとどれだけ面白いことやれるか。

 

by 江副 直樹 2013-7-12 23:11 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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