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少し肌寒いくらいの気温。いつの間にか師走も中旬に。間違いなく時は走っている。

書いて気づいたのだが、同じタイトルのブログを去年の夏にも書いていた。この想いは無意識に僕の中に根付いているらしく、時折頭をもたげてくる。特に積極的な支持でなくとも、結果的に僕らは状況の悪化に加担することがあるという話。のっけから溜息が出る。

仕事をしていても、普段の生活の中でも、発言をするか否かで、判断を迫られる瞬間が必ずある。そこで、逡巡したり、無難にかわしたり、押しとどめたりして、無言を貫く行為が、何もしなかったにはならず、消極的に何かを支持してしまうことになる。小さなコトから大きなコトまで。沈黙は金などと収まっていてはいけない。言うべきを言うことだ。
ただし、これは後先考えない野蛮のススメではない。言うべき時、言うべき相手、言うべき内容が、日々現れる。議論は解決に向かうプロセスであるべきで、自分の溜飲を下げるためだけに、無責任な爆弾を投げ入れることではない。言うべきをいかに言うか。知恵と勇気はそのために絞りたい。そういうお前はどうなんだ?と天の声。しかと噛みしめよう。

明日は関西から30余名の日田訪問団。福岡組も合流して、さてどうなりますやら。

霧を晴らして。

うやむやのまま前へは行けない。行けたような気がしても、早晩霧はさらに濃度を増す。

道理が曲がる?

修正は初期こそが肝心。課題を軽視して、放っておくと修正不可能な状態に立ち至る。

トンネルを抜けると。

トンネルの向こうは雪国か、天国か。言うべきことを言わないと、ずっとここにとどまる。

空が晴れていく。

向こう任せは楽かも知れないが、切り拓けるものなら、そこはやはり自力で行きたい。

 

by 江副 直樹 2013-12-14 22:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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