
親になるなど。
2015.11.29雲が少しあるけれど、薄陽差す日曜日。のんびりとできる貴重な一日。
気づけば、人の親になっている。30年前までは予想もしなかったこと。もっと遡れば、20台の前半までは、30歳を超える自分が想像できなかった。それが、いつの間にか2児の父親。息子2人。長男は来春、高校進学。年の離れた次男も小4に進む。いつの間にか。
結婚はしないと思っていた。それが、30歳を過ぎた頃に妻帯者となった。でも、子供はいなくてもいいと夫婦共に思っていた。なのに、田舎に越した途端、一人目を授かった。随分時間が経ってから、家族が増えた。次いで、次男が誕生。世間のペースから見れば、度を超えたのんびり。孫のような子を持つことになったが、それもまた人生の機微。
子を可愛いと思わない親はいないだろうが、溺愛はしない。それは強く自戒している。子供は旅人のようなものだから、突如現れていつか旅立っていく。血を分けて、共に暮らすけれど、それぞれの人生を築かなければならない。愛するけれど、過度に向き合うより、前に進む背中を見せたい。日々逞しくなる子を見ていると、ふとそんなことを想った。
明日はシゴト大講座でゲストに中原慎一郎氏。僕はファシリのお務め。楽しみ。
by 江副 直樹 2015-11-29 22:10