行く人来る人。
2012.10.27日毎に庭の落ち葉が増えている。ケヤキ、カキ、アシタバ、クヌギがハラリ。
プロデュースが生業となってから、巡り会う人の数が格段に増えた。それまでも少なくはなかったと思うが、いただく名刺だけでも、ここ数年の数は相当だ。人の名前は良く覚えるほうなのに、それがすっかり怪しくなっている。さまざまなジャンルのさまざまな人。
昨日、送別会があった。九州ちくご元気計画の推進員という職にあった若いT君の、早期退職が決まり、その別れを惜しんでの宴。数あるプロジェクトの中でも、地域活性化のこの仕事ほど、多彩な人との協働で進むものはない。7つの市の参加者の皆さん、50人以上の講師陣、そして事務局スタッフ。それぞれ立場が違い、意識が違い、想いが違う人々の交錯。
そこには、ありとあらゆる悲喜こもごもが起こっているように思える。あるとき口をついた、ここは人間博覧会だとは、紛れもない本音だ。多くの人達と感情の奥底まで踏み込む瞬間を共有しているということだろう。スタッフや講師には、ときにハードだったかも知れない。でも、だからこそ、ここまでの成果が上がったのだ。T君本当にお疲れさま。
by 江副 直樹 2012-10-27 22:10