
第29回未来デ。
2014.8.6梅雨再来かと思わせる長雨。今朝も激しく降った。また遠くなる鮎釣り。嗚呼。
少し前になるが、今年も福岡デザイン専門学校の特別講義、未来デザインステージが開催された。今年で早7年目。初回からずっとファシリテータを仰せつかっており、これまでたくさんのゲストをお迎えした。29人目のゲストは、東京芸術大学美術学部長の保科豊巳氏。
今回のテーマは、「デザインとアートの境界線をめざすアーチストたち」。デザインとアートについては、僕の中でもずっと考え続けていること。通常、デザイン領域がほとんどのゲストと異なり、この度はアートの最前線からのお話、誠に興味深い。いつもそうだが、僕自身がのめり込む。感動したり、興奮したり、いろんな質問が湧いてきて、とても楽しい。
僕は、デザインとアートは峻別していて、デザインは解決でアートは問いなどと思っているが、保科氏の紹介の中では、社会問題を解決しようとするアーチストの話もあって興味深かった。一方、デザイナーもクライアントの依頼を待たず、自らの問題意識から世に働きかけるケースも出てきた。ヤブクグリもそうかも知れない。何かの新たな胎動だろうか。
日田の津江地方の観光キャンペーンや生協におけるCOOP商品の展開など。いろいろ。
by 江副 直樹 2014-8-6 21:09