
秋の花徒然。
2014.10.21出張先の淡路は曇り。まだ、かろうじて短パンで朝散歩。でも上はコットンパーカーで。
毎朝のように散歩をしていると、いやでも季節の移ろいに敏感になる。ほんのひと月前まで、残暑を呪っていたのもいまや昔。手がかじかみ、吐く息が白い朝さえある10月の下旬。冬の気配さえ漂うが、どっこい花は咲いている。白、黄色、ピンクの花々。
お茶の花、シロヨメナ、イヌホウズキの花弁が白くて、キリン草、ツワブキ、タンポポが黄色。終わりのミゾソバ、走りの山茶花がピンクを主張する。花ばかり見ているわけではない。紅葉の移ろいは見なくても目に入り、ムカゴの行方は特段気に掛かる。それでも、目につきやすいのはやはり花で、咲き始めから、散り終わるまで、見るとなく見ている。
空を見て、雲を見て、木々を見て、草を見て、花を見て。そして、さまざまな事柄を考え続けて、散歩が終わる。モニター画面を睨んで考えるより、本を読みながらアタマを巡らせるほうが快適だし、さらにこうして風を受け、陽を浴びて、草木を眺めるほうが、全身からアイデアが湧くようで心地よい。そろそろジャケットを羽織って出掛けるとしようか。
by 江副 直樹 2014-10-21 23:11