神社地区総代。
2012.11.2昨日と今朝はこの秋一番の冷え込み。もう素足にサンダルでは散歩もままならず。
昨年から地域の福井神社で、地区総代なるものを務めている。相変わらずの貧乏暇なしだが、こうした役回りは引き受けなければならないとの思いがあって、皆勤とはいかないが、極力お手伝いするようにしている。その最大のお勤めが、10月に行われる秋祭りだ。
それは藁御輿を作ることから始まる。大小の注連縄と御本尊たる藁製の御輿は、神家が持ち寄る藁で自製する。僕以外の皆さんは、多生の巧拙はあっても藁で見事に縄をなうことができる。僕は技術の要らない作業に参加し、翌日の祭りを迎える。神主の祝詞から始まり、三役と地区総代が顔を揃える食事、直会(なおらい)、そして神社への道中の出立。
先導する太鼓や鬼に導かれ、独身の若衆が藁御輿を担ぎ、ゆっくりと秋空の下を進む。到着後、本殿に安置したら神事の始まり。祝詞があがり、榊を戴き、御神酒を回し、最後は座元の伝達「門渡り」が結び。その後、奉納子供相撲ともち撒きに至り、秋祭りは全次第を終了した。打上げの直会で、僕にとって最後の秋祭りであることを噛みしめていた。
明日は新居の設計打合せ。大詰めだが、さっさとまとめてのんびりしよう。週末だもの。
by 江副 直樹 2012-11-2 22:10