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晴れが続き、世間は事実上の夏。半袖で出掛けてみるが、快適。真の夏もそこまで。

家を建てることにして、1年と数ヵ月。チームメンバーの奮闘で、ついに着工の段取りとなった。住宅のプロデュースでは参加したことがあるが、施主としてはもちろん初めて。工務店さんなどのご指導の下、供物を揃えはしたが、後はほぼ言いなりのうちに当日。

しばらく前から、神道に興味を抱いていることは、このブログでも時折書いている。その根源性、普遍性、寛容性に、得も言われぬ心地よさを感じているからだが、世間一般、自然に対峙するときは、神の御加護を願う局面が現れる。地鎮祭はその最たるもので、竣工までのその期間を関係者に事故のなきよう、無事を祈って、古式ゆかしき儀式を執り行う。
神道に惹かれるなどと言いながら、その実この手の段取りはまったくの苦手で、その辺の子供のように、オドオドしながら、終始落ち着きのない振る舞いを繰り返してしまう。なのに、好奇心抑えがたく、神主さんに装束の名を聞いたり、当事者なのにやたら写真を撮りたがったり、厳かさからはますます離れていく。かくして、地鎮祭は滞りなく終了した。

早朝の自転車散歩は続いている。今週末は淡路、来週末は大阪で過ごす。 準備をせねば。

供物は地産中心。

神棚に供えるものは、アレンジができるとのことで、季節の山菜中心に揃えてみた。

お祓いを受ける。

正直、なんだか良くわからないが、こんな僕でも清められている感じがする。

花を散らすごとき。

神道は装束や小道具、所作がとても興味深い。これは地鎮祭で最も美しい一瞬。

さあ、着工だ。

建築家、コーディネーター、工務店、職人のみなさん。引き続き何卒よろしく。

by 江副 直樹 2013-5-22 22:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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