神事の厳かなる。
2013.5.22晴れが続き、世間は事実上の夏。半袖で出掛けてみるが、快適。真の夏もそこまで。
家を建てることにして、1年と数ヵ月。チームメンバーの奮闘で、ついに着工の段取りとなった。住宅のプロデュースでは参加したことがあるが、施主としてはもちろん初めて。工務店さんなどのご指導の下、供物を揃えはしたが、後はほぼ言いなりのうちに当日。
しばらく前から、神道に興味を抱いていることは、このブログでも時折書いている。その根源性、普遍性、寛容性に、得も言われぬ心地よさを感じているからだが、世間一般、自然に対峙するときは、神の御加護を願う局面が現れる。地鎮祭はその最たるもので、竣工までのその期間を関係者に事故のなきよう、無事を祈って、古式ゆかしき儀式を執り行う。
神道に惹かれるなどと言いながら、その実この手の段取りはまったくの苦手で、その辺の子供のように、オドオドしながら、終始落ち着きのない振る舞いを繰り返してしまう。なのに、好奇心抑えがたく、神主さんに装束の名を聞いたり、当事者なのにやたら写真を撮りたがったり、厳かさからはますます離れていく。かくして、地鎮祭は滞りなく終了した。
早朝の自転車散歩は続いている。今週末は淡路、来週末は大阪で過ごす。 準備をせねば。
by 江副 直樹 2013-5-22 22:10