東京漫遊。
2015.11.25春に咲くスミレやホトケノザが道端を飾る。厳寒期はこれからなのに。
よもやの足痛。白子を喰い、イクラを喰い、鶏肝を喰らった祟りか。東京の仕事にかこつけて、遊びを仕込んだ反動が痛風的災厄とは、皮肉の極み。しかしこれが、分不相応な贅沢をした始末なら、敢えて受け入れねばならないだろう。極々たまに来る非日常の数日。
歌舞伎を初めて観たのは日田だった。知己のある舞台監督から薦められ、市川猿之助、市川右近、市川中車の舞台を目の当たりにした。一方、数年前から、東京の料理研究家、宮内祥子氏のお引き合わせで、さまざまな方をご紹介いただいたり、イベントにお誘いいただいたりするようになった。中でも、昨秋の東京湾のナイトクルーズは、特に豪華な想い出だ。
その後、歌舞伎界に近いその時の仲間から、何度か歌舞伎のお誘いがあって、今回ようやくタイミングが合い、観劇の運びとなった。猿之助のスーパー歌舞伎、しかも役者は日田と同じ顔ぶれ。さらに演目はアニメ「ワンピース」というからただ事ではない。翌日に僕のトークイベントを挟み、最終日は東京湾のランチクルーズで、贅沢漫遊の旅は終わった。
COOP WEBLABOの打ち合わせ、学校で授業、戻ってヒタモノ商品開発の打ち合わせ。
by 江副 直樹 2015-11-25 22:10