新幹線の中で。
2013.6.18日田は、いまにも泣き出しそうな空。自転車で川を見に行き、釣具屋でお茶する朝。
昨夜、淡路から戻った。2ヵ月に1〜2回、淡路はたらくカタチ研究島のスーパーバイザーとして足を運ぶ。ここ数年、定期的に九州を出るのは、東京とここ淡路のみ。東京は月に1〜2回、空路での往復。淡路は、新幹線で博多から新神戸まで、後は高速バスで現地まで。
元々、新幹線に乗る機会は少なかったので、車窓から沿線の街や山、海が見える線路の旅は新鮮だ。スピードが速すぎることとトンネルが多いのが玉に瑕だが、僕が乗る車両はいつもガラガラなので、ゆったりと椅子に座って雑誌を読んだり、PCを触ったりする。時折、外に目をやると、工場群や住宅地もあるけれど、中国地方特有の山々が目につく。
沿線には、田畑と集落、それに続く雑木林が風景の多くを占めている。いわゆる里山。小さなエリアなら、あっという間に通り過ぎていくのだが、そこに見える家々や、道路とクルマ、時に人影 を見つけたりすると、そこで繰り広げられる暮らしについ想像逞しくしてしまう。およそ2時間ほどの気儘な小旅行。近頃ではひとつの楽しみになってきた。
ついつい後回しにしているいくつかの課題がある。決断の重要性を説いているくせに。
by 江副 直樹 2013-6-18 22:10