打合せのカタチ。
2015.6.18雨ばかり降る。梅雨だから仕方があるまい。散歩もなかなか行きづらい。
自宅外にオフィスというものを構えたことがない。フリーのコピーライター時代は、作業は原稿用紙かMacひとつ。打合せは、ほぼ広告代理店やデザイン事務所。過疎の村暮らしになると、スペースはふんだんにあるので、座敷や庭のデッキがそれに当てられる程度。
具体的に手を動かす作業は、もはやMacのみ。専用のオフィスなど要らない。多めの人数が、少しかしこまって話し合う会議は、ほとんど出先で行われる。制作物やより細かなニュアンスを伴うコミュニケーションを、打合せと呼び分けていて、これはもうどこでも良い。できるだけ快適で、可能なら風景も良く、美味しい珈琲やスィーツがあれば尚good。
PCとネットの浸透で、仕事は場所を選ばなくなった。僕はそもそも都心に住んだことはないし、ここ15年くらいは誰が見てもローカルという場所に暮らしている。要は何か目的に向かって、複数の人が集まり、イメージ共有や段取りの検討決定ができること。利便性が都会の特権じゃなくなったいま、僕らはさらに我が侭になれる時代に生きていると思う。
週末にかけて、慢性的宿題を別にすれば、比較的ゆっくり。別にするなよとの声。
by 江副 直樹 2015-6-18 22:10