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雨ばかり降る。梅雨だから仕方があるまい。散歩もなかなか行きづらい。

自宅外にオフィスというものを構えたことがない。フリーのコピーライター時代は、作業は原稿用紙かMacひとつ。打合せは、ほぼ広告代理店やデザイン事務所。過疎の村暮らしになると、スペースはふんだんにあるので、座敷や庭のデッキがそれに当てられる程度。

具体的に手を動かす作業は、もはやMacのみ。専用のオフィスなど要らない。多めの人数が、少しかしこまって話し合う会議は、ほとんど出先で行われる。制作物やより細かなニュアンスを伴うコミュニケーションを、打合せと呼び分けていて、これはもうどこでも良い。できるだけ快適で、可能なら風景も良く、美味しい珈琲やスィーツがあれば尚good。
PCとネットの浸透で、仕事は場所を選ばなくなった。僕はそもそも都心に住んだことはないし、ここ15年くらいは誰が見てもローカルという場所に暮らしている。要は何か目的に向かって、複数の人が集まり、イメージ共有や段取りの検討決定ができること。利便性が都会の特権じゃなくなったいま、僕らはさらに我が侭になれる時代に生きていると思う。

週末にかけて、慢性的宿題を別にすれば、比較的ゆっくり。別にするなよとの声。

2年前まで暮らしていた村の家では、こんなデッキを作りオープンエアの打合せ。

FILTOMの打合せを、養豚場の敷地にあるパーティスペースで。パッケージの検討。

デザイナーの前崎氏自邸で。広大な田舎家をリノベして暮らす。奥はヨガのスタジオ。

現在のBunboは打合せスペースを持つ。和の造りで、興が乗ればこんな展開にも。

 

 

 

 

by 江副 直樹 2015-6-18 22:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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