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春のヤマメ釣りに始まった川通いは、鮎の納竿を持ってその幕を閉じる。3月から数えて7ヵ月強。毎年、半年以上に亘って、川を想い、釣りに遊び、魚と戯れる。しかし、いざオフになったら、きれいさっぱり川から釣りから遠ざかる。このパターンをもう40年続けている。

大学の授業も、このオフに詰め込んだというのが真相だ。物わかりのいいM教授に感謝したい。ヤマメのフライフィッシングは、20代前半から始めたが、鮎の友釣りはまだ13年を終えたところだ。次男が生まれたその夏に始めた。以後、3月から5月はヤマメを、6月から10月初旬までは鮎に身上を注ぎ込む。春はヤマメに溺れ、夏は鮎に狂うのである。
それぞれに面白さがあるが、季節も釣法もまるで違うので、甲乙は付けがたい。僕にとっては、どちらも大切な自然とのコミュニケーションの方法だ。5月の終わりにフライロッドを仕舞い、10月頭に鮎の友釣り道具一式が工作室に移される。あとは雪の舞う冬を越えるまで、ジョギングの頻度を上げて、仕事の密度をさらに増して、来たるべき春を待つのだ。

7月下旬の一匹。鮮やかな黄色い追い星がくっきり。

8月頃の釣果。3時間で15匹ほど。良型が揃った。

春はヤマメを追い回す。これは28cmくらい。充分。

小さな毛鉤を咥えて、暴れ回った挙げ句に。

by 江副 直樹 2019-10-9 14:02 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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