
川は生き物のように。
2014.7.4久しぶりにまとまった雨。降り続いて川はお湿りを超え、嵩を増し、色を変えた。
日常的に川に通っていると、川の表情の変化には驚かされることが多い。また、そこにヤマメやアユといった魚類、さらにはその餌となる昆虫や苔まで絡んでくると、生態系の奥深さも思い知らされて、僕はただそこで遊ばせてもらっているだけなんだと得心する。
初夏の梅雨、晩夏の台風では、川はとてつもなく暴力的な顔を見せることがある。雨が降り続くと釣りには行かないが、フィールドの近くに暮らしていると、増水して人々の暮らしを脅かすほどのシーンも時に目にする。釣りで見る健やかな川とは、別次元の景色がそこにはあって、ゾッとしたことも一度や二度ではない。2年前の夏は避難生活も経験した。
昔、乗用車よりも大きな岩が、雷鳴のような音を立てて、川を転がると聞いたことがある。わが目でも、コンクリートや金属でできた橋が、模型のように崩れたり、飴のように曲がってしまった情景を見た。なのに、2〜3日もすると、流れは平水に戻り、そこでは何事もなかったように、魚が釣れるのである。天国と地獄。川は禍福を孕みながら流れている。
今週末は、ヤブクグリの第2回総会が開かれる。HPも完成し、次なるページへ。
by 江副 直樹 2014-7-4 22:10