夏空を探して。
2015.7.12鉛色の空からパラパラと雨が落ちる。百日紅が花をつけ始めた。夏は峠に。
曇り空に辟易する梅雨。今年は例年になく安定して降り続く。鮎釣りは、何度も足止めを食らい、紺碧の空に湧き上がる雄々しい入道雲が恋しくて仕方がない。ごくたまに、低気圧が怠けてくれて、青空が覗くことがあって、そんな時は早々に支度をして、川へ出向く。
目の覚めるような青空を背景に、宙に浮く真っ白な雲、雲、雲。雲ひとつない青空より、実はこうして雲が絡んだ方が、青空は魅力を増すと僕は思う。夏空にクッキリ浮かぶ夏の雲は、ウットリするほど美しい。高速道路や鮎釣りの河原のように、見通しが利く広い場所だと、このダイナミックな景色はさらに際立ってくる。写真を撮らずにはいられない。
夏の間、耽溺する鮎の友釣りは、解禁直後の梅雨に出鼻をくじかれるのが習い。もちろん、曇りや多少の雨でも釣りは可能だけれど、職漁師じゃあるまいし、苦行のような釣行は好んでしたくない。やはり、大好きな青空の下で、太陽を受けて銀色に光る鮎を釣りたい。厚い雨雲が晴れて、ジリジリと灼かれるような陽射しが待ち遠しい。夏はもうすぐそこ。
例によって今週も、毎日異なる仕事が続く。退屈しない日々がありがたい。
by 江副 直樹 2015-7-12 22:10